メールマガジン 新聞拡張員ゲンさんの裏話

第163回 新聞拡張員ゲンさんの裏話
     

発行日 2007.9.21


■他業種へ流れる拡張員の実態?


最近になり、スポーツ紙などで拡張員の求人募集広告の減少が目立つようになった。

一頃、この業界への求人希望者が多かった時期があった。

多くの会社がリストラを敢行し、世は求人難の時代に突入した頃、年齢、学歴不問というのが応募者を増やした大きな理由やと思う。

加えて、貸付金あり、日払い可、住宅付きというのも急場しのぎの人間には魅力があったと考えられる。

それには、「拡張員」が何たるかも知らんと飛び込んで来る者も結構いてたというのもあるけどな。

たいていの求人募集欄には「新聞営業員募集」と表記しとるのが多い。

「セールス・スタッフ募集」というのもあるけど、「拡張員募集」というのはほとんどない。

「○○新聞の営業です」とあれば、新聞社関係の仕事やと思う。

もちろん、新聞社関係と言えば、確かに違いはないが、やってることが大違いやとは気づかん者が多い。

せやから、実にさまざまな人間がこの業界に集まってくるようになった。

この業界は、昔から借金に追われて夜逃げ同然の人間とか、あちこちの拡張団を渡り歩くような、一般の仕事に馴染めんような者の集まりやった。

その中には、前科者もおったし、元ヤクザというのもいてた。裸になれば、入れ墨を入れた人間もそれほど珍しくはなかったさかいな。

世間の評価も格段に悪かった。

同じ業界でありながら、新聞社に勤めとるというのと新聞拡張団で働いとるというのでは、その評価に天と地ほどの開きがあった。

当の新聞社の人間も、拡張員すらもそれを認めてた。

ところが、その求人難を境に、この業界も一変するようになった。というか、その形態が単なる営業会社という感じになってきたわけや。

それまでの、どこかスネに傷のある者だけの応募から、普通の一般サラリーマンの押し寄せる職場に変貌してきた。

また、その頃から、新聞社や拡張団、販売店では「拡張員」という呼び名を「セールス・スタッフ」に変え、背広着用を打ち出すようになった。

その環境の変化も、そういう連中を呼びよせた一因やと思う。

ちょっとした拡張団のオフィスへ行けば、普通の営業会社よりも洗練された所はいくらもあるし、立派な自社ビルを持っている拡張団も珍しくはないさかい
な。

新聞社は営業で、一般読者の獲得に奔走しとると考えとる一般の人は多いと思う。

普通に考えても、一般読者を増やさな新聞社は成り立たんわけやから、それに力を注ぐのは当たり前やわな。

もちろん、新聞社もそれは良う分かっとるから、そうしとるのは間違いない。

ただ、その力の注ぎ方は、一般の想像とはかなり違うがな。

新聞社は、個人との購読契約には一切、関わり合いがないというのが基本的なスタンスでもある。

「そんなアホな。新聞社はネットのWEBサイトでも購読者の募集をしとるやないか」と、反論される方がおられるかも知れん。

確かに、どこの新聞社のサイトでも、購読者募集コーナーというのがある。

しかし、その募集ページをもう一度、良く見てほしい。

『この画面は、お客様からの新聞購読のお申し込みを、お客様の地域を担当する○○新聞販売所に連絡、取り次ぎをするための画面です』

『新聞ならびに出版物のご購読については、お客様の地域を担当する新聞販売所とのご契約となります』

と、あるはずや。

もっとも、新聞社の中には、そのあたりのことを言及せず『詳しくは新聞販売店からご説明いたします』とだけ記しとるものもあるがな。

単に『お近くの販売店から購読契約に伺います』というのもある。

いずれにしても、新聞の購読契約というのは、新聞社と購読者との間の契約やなく、新聞販売店と購読者間のみで有効な契約ということになる。

それを、新聞社との契約と勘違いされて、「あんた所の販売店は態度が悪いから、契約を解除する」と、その該当する新聞社に文句を言う人がおられる。

それに対して新聞社は「契約の件は、その販売店とお話ください」と、当然のように言うて逃げることが多い。

実際、関係ないのやから、それに対して「そんなことは言わずに、考え直してくださいよ」というようなことを言うはずもない。

購読者にすれば、何か突き放されたように感じられ、嫌な思いをされることになる。また、そういう苦情の報告がメルマガやサイトにも多い。

しかし、新聞業界では、それが当たり前とされとるわけや。

新聞社と販売店の関係は、一般で言えば、メーカーと小売店ということになる。

小売店である販売店が部数を伸ばしてくれんことには、メーカーの新聞社としては拙いと考える。

そのために、新聞社の販売部という所で、販売店や拡張団の指導、管理を徹底することが、購読者を増やすことにつながると信じられとるわけや。

新聞社は、そこに力を注いできたということになる。

新聞社の販売部の担当者は、販売店、拡張団にとっては絶対的な力を有した存在と言うてもええ。

面と向かって、その担当者に逆らえる販売店、拡張団が少ないのは事実やさかいな。

新聞社の多くは、未だに部数至上主義というて、部数を伸ばすことを最大の命題にしとるが、反面、不正契約や不良勧誘員の放逐に力を注ぎ出したのも確かや。

もっとも、その不正契約や不良勧誘員の蔓延(はびこ)る原因の多くは、その部数至上主義にあるのやから、皮肉でもあり矛盾しとるとも言えるのやがな。

部数を伸ばすことを最優先するということは、裏を返せばその成績が悪いと潰される可能性も秘めることになる。

実際に、そういうケースは多い。当然、それに対して不安になり怯える販売店や拡張団も存在するようになる。

それを逃れるためには不正契約をしても、あるいは不良勧誘員を抱えてでも、何とか部数だけは確保しようとする。

しかし、現在は、その新聞各社の姿勢として不正契約や不良勧誘員には、出入り禁止、解雇という厳しい処分が下すよう通達されるケースが増えとる。

以前は、そういうことになった拡張員でも、他団に行けば何とかなった。その他団でほとぼりを冷まして舞い戻るというのもあった。

ところが、その肝心の拡張団自体が、そういうベテラン拡張員の雇用を嫌い、素人を中心に雇って、一から教育するという方向に転じとる。

さらに、折りからの人口の減少、若い世代を中心にした無読者の増加により、新聞の勧誘業界全体が、現在、非常に厳しい状況に晒されとる。

以前のように、雇えるだけ雇えという状態ではなくなってきとるわけや。

新聞の部数を公表しとるABC考査では、それほど激しい部数の減少はないとされとるが、多くの勧誘員は、「カードが上がりにくくなった」「契約数が減った」と実感しとるはずや。

実際にも、そのABC考査以上に購読者は減少しとるとワシも思う。

当然やが、どんな業界でも斜陽になれば、その規模を縮小して生き残りを計るようになる。

そして、この新聞販売業界の規模の縮小を如実に表しとるのが、冒頭の『スポーツ紙などで拡張員の求人募集が減った』ということやと思う。

現在、確実に拡張員の数は減少傾向にあるのは間違いない。その中でも、不良拡張員という烙印を押された者の行き場がなくなっとるのは確かや。

不良拡張員が、少なくなるというのは、この業界にとっては、喜ばしいことやと思う。

その分、悪質な勧誘が減るわけやから、長い目で見れば、業界の信用回復につながるやろうからな。

ただ、これが、新たな問題を引き起こしつつあるということが、ある読者からのサイトへの投書で分かってきた。

それを紹介する。


ゲンさん、ハカセさん、いつもメルマガ楽しみに読ませていただいています。

先日のことですが、ニュースでも話題になっている悪質な「さおだけ屋」さんと遭遇しました。と言っても、実際には被害はなかったんですけど……。

私は、団地の4階に住んでいるのですが、以前から「さおだけ」がなく不便に感じていました。

ホームセンターで買うにも長すぎて車には積みにくく買えなかったということもあり、たまたま販売に来ていた「さおだけ屋」さんについ声をかけてしまいました。

そのときは、まだ悪質な「さおだけ屋」の存在は知らず「1本、おいくら?」とそのステンレス製のさおだけを指さして聞くと、その人は「イチクッパ、198万円です」と笑って答えました。

私は、それを関西特有の冗談だと受け取り、「そう、1980円ね」と、念のため確認しました。

そのとき、その人はただ笑っているだけでした。

「じゃあ、2本頼もうかしら。でも、このままじゃ長そうね」

「大丈夫です。お宅の物干しに合わせて切りますから」

「そう、じゃあ、お願いするわ」

という会話の後、その人は、私と一緒に4階の部屋のベランダに上がり、寸法を測って、そのステンレス製のさおだけを切って来ました。

「それじゃあ、2本で4000円ね。おつりはいいから」と言って払おうとすると、「何をふざけたことを言ってやがんでぇ!! オレっちのイチクッパというのは19800円のことだ。2本で39600円キッチリ払え!!」それまでの態度が豹変して大声を出し、いきなり脅し口調になりました。

「あなた、関東の人?」

「それがどうしたい、さっさと払え!!」

「それじゃあ、仕方ないわ。私、今そんなお金持ってないから、主人に帰ってきてもらうわ」

と言って、携帯電話を手にすると「ちょっと待て、旦那は近くにいるのか?」と少し困ったような顔で聞いてきました。

「ええ、どのみち、もうすぐ帰ってくる頃だし」

「もうすぐ、帰ってくるったって、まだ朝の10時だぜ」

「近くの市場の魚屋で働いてるから」

うちの主人は、とても短気な人で、こんなことが分かったら後で怒られて大変です。ですから、私としては電話するしかなかったんです。

「分かった、分かった、もういい、その4000円で手を打つ」

「あら、そう?」

「その代わり、A新聞取ってくれよ」

「はい?」

私は、一瞬、何を言っているのだろうと、びっくりしました。

その後の話で事情が分かりましたけど。

「実は、オレ、この仕事する前までは東京で拡張員してたんだ。このまま帰ったらオレの立場が悪くなるから、お宅の契約を近所の新聞販売店に持っていって金にしたいんだ、それくらい協力してくれてもいいだろ?」

聞けば、その人もきびしい立場で仕事をしているとのこと、何だか大変そうでかわいそうになって来ました。

「ちゃんと、サービスしてくれるのならいいわよ」と、言いました。

もともと、私の家では、A紙とY紙を交代のように取っていましたから、新聞を変えることには抵抗なかったんです。

結局、半年契約で5000円の商品券を届けるということでしたが(ちなみに、この辺りの勧誘員さんの相場は1年契約で商品券5000円なので悪い条件ではありませんでした)、私は、100%、その人を信用することができず、「5000円分の商品券はいらないから、この「さおだけ」代をタダにしなさいよ」と言いました。

それでめでたく商談成立です。

でも、その人、不思議なことにA新聞の契約書を持ってました。準備のいいことだと関心しました。

私にこういう落ち着いた対応ができたのも、常日頃からHPやメルマガをいつも読ませていただいているおかげだと思いました。

これからもゲンさん、ハカセさん、お身体を大切に続けてくださいね。


PS・その後、新聞で悪質な「さおだけ屋」の記事を見かけ、ぞっとしているところです。

それにしても、元拡張員さんというのは本当なのでしょうか?


このメールに対して、ハカセはワシの短いコメントを送った。


『元拡張員さんというのは本当なのでしょうか?』ということやけど、話を聞く限りは間違いなさそうやな。

その人間がやろうとしたのは、おそらく「喝勧」やったはずや。あんたに上手くかわされてできんかったようやがな。

『A新聞の契約書を持ってました』というのは、転職した拡張員が食うに困ったときに、その販売店とマルタ(即金での取引)と呼ばれるやり方で契約の売買交渉するというがままあるということや。

通常こういうのは、どこの団にも所属していない「一匹オオカミ」と呼ばれとる連中に多いやり方や。

こういう連中は、正規の拡張員からは唾棄されとるがな。

どうやって、そういう契約書を手に入れるかというのは、この業界をちょっとでもかじった経験のある人間なら、それほど難しいことでもない。

たぶん、その人間は、他紙の契約書も持ってたはずや。あんたの家の中にあった新聞を見て、とっさにA紙と言うたんやろうからな。 


因みに、この人から、その「さおだけ屋」に関しての事件記事が寄せられたので、それも紹介しとく。


恐喝まがいの手口で高額なさおだけを売りつけたとして、大阪府警生活経済課と泉南署は7日、訪問販売会社の神戸支店販売員、N容疑者(25)を、特定商取引法違反(契約時の威迫)容疑で逮捕、神戸市東灘区の同支店などを家宅捜索した。

府警は会社ぐるみの悪質商法の疑いもあるとみて調べている。近年、法外な値段のさおだけ販売が全国的に広がっており、昨年は全国の消費相談窓口に計約600件の苦情が寄せられた。
 
N容疑者は軽トラックにステンレス製のさおだけを積み、住宅街などでその場で切って販売。調べでは、今年7月、大阪府内の主婦(83)に1本の値段を「198(イチキュッパ)」と言い、主婦が1980円支払おうとすると「1万9800円だ。もう切ってしまった。買わないと困る」と大声で脅し、財布のあり金全部の約1万5000円支払わせた疑い。
 
先月、同様の手口で売りつけられた府内の主婦(65)がその場で110番通報し、府警がN容疑者を捜査していた。同社神戸支店は販売員が約10人おり、支店幹部は府警の調べに「1カ月で販売員1人が20万〜100万円
の売り上げがあった」と話しているという。


手口が、まったく同じような感じやから、ひょっとすると、同じ人間、同じ会社ということも考えられるかも知れんな。

ちょっと、余談になるかも知れんけど、彼らが、何でそんなやり方をしとるのかということに少し触れとく。

これは、元締めというものがある移動販売業に共通して言えることでもある。

この「さおだけ屋」以外にも、ラーメン屋、たこ焼き屋、石焼き芋屋、わらび餅屋なんかが良く知られとるところや。

彼らの多くは、元締め会社から、かなり高額の営業道具一式を借り受けて商売するという仕組みになっとる。

例えば、石焼き芋屋やったら、車と材料一式いくらというやつや。その際、材料の芋は、絶対その元締めから買わなあかんと決められとる。

もっとも、その道の長いベテランは、分からんように安い芋を仕入れて売り上げもごまかしとるようやがな。

もちろん、そんなことがバレたら大変やがな。

売り上げから規定のマージンはむろんのこと、残った利益の中から、その車と材料一式と住む場所のない人間はその寮費も一緒に差し引かれることになる。

要領の悪い者は利益すら出ず借金だけが膨らむという。

せやから、常識的に売ってたんでは儲けは出んということで、少々は吹っかけて商売する者がおるということや。

というても、事件にあったような「さおだけ屋」は、そういう業界でも特別やということやがな。

たいていの移動販売に、脅しで売りつけるという発想はないさかいな。

想像やが、この「さおだけ屋」の元締めは、そうとうあくどい値段の設定をしとるのやろうと思う。

おそらく、逮捕された人間にすれば、そうでもせんことには食うていけんと考えたのやないかな。また、そうするように追い込まれたというのもあると思う。

加えて、この読者のところに現れた、元拡張員のような喝勧経験のある人間が相当数いとるのやないかという気もする。

この脅しで物を買わすというのは、簡単なように見えるかも知れんけど、誰にでもできるというものやない。それなりに難しい。

ヘタにすれば、こうして実際に逮捕されるというリスクも高いことやしな。

このメルマガやサイトでも散々言うてることやが、喝勧なんかは闇雲にしても成功率も低く、たいていは警察を呼ばれてそれまでや。

プロの喝勧屋?は、相手を見て状況を考えてするもんや。誰にでも同じように喝勧かけるというのは、アホとしか言えんわな。

ただ、人間食うに困るとそうも言うてられんのかも知れんけどな。

行き場のなくなった一部の拡張員が、そういった業界に流れとるというのは、ここ最近、良う聞くようになった。

悪徳商法の代表のように思われとる、悪質住宅リフォームの営業にも、この脅し専門の人間が、最近になって急激に増えたとのことや。

このメルマガでも取り上げたことのある、布団の移動販売というのもそうや。

もっとも、それらが、拡張員の流失による仕業かどうかは、さしたる証拠も情報も掴んでないから何とも言えんがな。

今ある情報だけやと弱いから、もっと揃えば、そのうち、このメルマガでも改めて話したいと思う。

ただ、この喝勧のような真似をする不良拡張員の流失ということやなく、拡張団ごと商売替えをしたという例はある。

牛乳の訪問販売というのがそれや。

昔は、新聞配達と同じように牛乳配達というのも盛んやった。ワシも小学生の頃、自転車に積み込んで配達してたことがある。

現在は、スーパーで安く売られとるから、そういうのはめっきり減ったが、まったくなくなったということでもない。

未だに、軽トラックの荷台に牛乳を積み、朝、各家庭に配達している牛乳販売店もある。

その顧客を増やすのは、新聞と同じ訪問販売なわけや。

牛乳の営業の場合、訪問した家庭に平均4、5本サンプルとして牛乳を飲んでもらい、その2〜3日後に契約を取りに行くというスタイルが多いという。

新聞と同じように月単位の契約となる。

新聞勧誘で行き詰まったか、あるいは目端が利くのかは定かやないが、その
営業に転向する拡張団がある。

それを牛乳メーカーが小売店に「営業を入れてみませんか」と斡旋するわけや。

つまり、拡張団並の専門の営業会社ということやな。メーカーが斡旋するところは、新聞社と拡張団との構図と良う似とる。

その転向したという営業会社は、そこそこ成功しとるようや。

もっとも、競争相手が少ないというのと、そういう昔ながらの配達を好む人がいとるというので成り立っとるのやと思うがな。

その営業会社は、至ってまじめな営業をしとるようや。

昔はどうか知らんが、悪質な牛乳訪問販売の人間にえらい目に遭うたというのは、あまり聞かんさかいな。

その営業をしとる人間曰く「牛乳の営業の方が楽やね。ちょっとした高級住宅街やと、牛乳のサンプルを配るだけでワリと簡単に契約してもらえる場合があるからね」ということらしい。

まあ、「まず、タダで試しに牛乳を飲んでください」という営業のようやから、揉めることの方が少ないというのは分かる。

「それに、うちは背広姿で、見るからにいかつい人間もいませんし、メーカーの営業員という触れ込みですから、お客も安心されるのだと思いますよ」とも言うてた。

こういうケースは、むしろ特別で、多くの拡張員の流れる先は、同業以外やと、住宅リフォームや「さおだけ屋」に代表される移動販売ということになるようや。

もともと、そういう所は、最初から程度が悪い業者が多いということもあるやろうが、それに輪をかけるように不良拡張員が流れるということで、よけい荒れとるのかも知れんな。

せやから、これからも当分は、そういう類の事件が続くのやないかという気がする。

もちろん、そのすべてが元拡張員の仕業ということでもないやろうがな。


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