メールマガジン 新聞拡張員ゲンさんの裏話
第179回 新聞拡張員ゲンさんの裏話
発行日 2008.1.11
■出版本について Part4 自費出版の是非
2008年1月7日。
「ゲンさん、今朝の朝刊を見ましたか?」
「ああ、自費出版業者のことやろ?」
「ええ」
ワシらにとって、実際に自費出版もしとるから、その報道記事は他人事やとは思われんかったわけや。
少なからず、関係もしたことやしな。
事件の報道を紹介する。
WEBサイト asahi.com
より引用
http://www.asahi.com/culture/update/0107/TKY200801070309.html
新風舎が民事再生法の適用を申請 書籍制作は継続
2008年01月07日20時31分
大手自費出版の新風舎(本社・東京都港区)は7日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、弁済禁止などを含む保全処分の決定を受けた。同日の会見で、松崎義行社長は「みなさまにご迷惑をおかけし、本当に申し訳ありません」と
おわびし、同法の申請について「制作中の本や流通に乗っている本の出版活動を達成するため」と説明した。
当面は、現在自費出版契約を結び、前受け金を払い込んで書籍を制作している著者約1100人への対応が課題だ。同社の06年の売上高は約52億円だが、プロの書籍は1割ほど。ほかは自費出版ビジネスの収入で、内訳は制作費
などとして著者が支払った前受け金が8割、完成した本の売却代金が2割だという。
同社などによると、この前受け金は、1人当たり100万円程度という。契約解除を望む場合は圧縮の対象となる一般再生債権に組み込まざるを得ず、数%程度しか戻らない場合もあるといい、契約解除をせずに書籍の制作を続ける
よう著者に説明するという。松崎社長は「著者への追加負担は考えていないが、在庫の著書を低価格で買ってもらうよう協力をお願いして、資金を作る方法も考えたい」と話した。
この自費出版業者こそ、昨年、2007年6月15日発行の『第149回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ■出版本について Part1 長かった道程(みちのり)』で、ハカセが最初に接触した業者や。
結果的に、その話には乗らず、今回のことで被害を受けることもなかったわけやがな。
ワシらは、このメルマガでは、その企業名などは極力、非公開とすることを原則としてきたが、こういうことがあると、果たして、それで良かったのやろうかと、今更ながらに迷うてしまう。
『民事再生法の適用を申請』というのは、要するに借金(負債額)で首が回らんようになったから、その借金をチャラにしたいということでするものや。
虫のええ話やが、こういう法律もあるということや。
普通、こういう状態になった企業は倒産を意味する。この報道を見る限りは、まだ頑張るとあるがな。
この報道では、前受け金を払い込んで書籍を制作依頼している著者約1100人が、当面の被害者になる可能性があると目されとるようやが、他の報道では、すでに出版されている15000人にもその被害が及ぶものと推測されるいうのもある。
実際にそうなる可能性は高いと思う。
ハカセは、その出版社と去年接触した時点で、そういう危険性を確信していたわけやから、例え、結果論にしろ、その企業名を伏せたという悔いが少なからずある。
その部分を抜粋する。
その打ち合わせの様子を帰ってきてから尋ねた。
「どうやった?」
「話にならないですね」
少し、むくれた様子でハカセがそう吐き捨てた。
「もっとも、ある程度、予想はしていたことですけどね」
その出版社の名前自体はハカセも聞いたことがあるという。
全国紙の広告欄にもその出版社の広告がある。
それでも、ハカセは、その出版社を一応は調べた。相手の話だけを聞いて鵜呑みにするほどのお人好しでもないさかいな。
ハカセは、その出版社が、どういう本を出版しているかと調べた。それだけでも、かなりのことが分かるということや。
まず、得意分野である小説からやった。
ネットで見る限り、ここから、出版されとる作家に有名どころがほとんど見当たらんかった。というか、ハカセの知らん人間ばかりやったという。
それを見れば、有名作家に相手にされてないか、もしくは、本を売ることにそれほど執着のない出版社という見方ができる。
結果的に、これについては、ハカセの見方が正しかったことになる。
次に、新聞業界関係の暴露的な内容を扱った書籍があるのかという点にも目を向けた。
それが、あれば、少なくとも、サイトへの理解があっての誘いやと納得もできる。
それも、まったくない。
それなら、なぜ、ハカセに声をかけたのかという疑問が湧くが、それも後になって簡単に説明がついた。
その出版社のサイトを良く見ると、どうやら出版希望の人間を集めて、出版させるのが目的らしいと分かった。
そのことを、メールで問い質したが、詳しくは会ってからでないと言えないという。社外秘事項が含まれとるかららしい。
それで、その不信感はさらに増大したのやが、話は聞いてみても損はないと思い、その招きに応じたということや。
これは、ハカセのように物を書く人間にとっては大切な姿勢でもある。
例え胡散臭いことであっても、その実態をさぐる機会があれば、逃がすべきやない。
つまり、半分は取材やと思えばええわけや。
会ってすぐ、その出版社のヤガミと名乗った担当者は「白塚様のホームページを本にして出版しませんか」と持ちかけてきた。
「それは、いいですけど、私に原稿依頼をするということですか?」
「いえ、当社と白塚様とで協力して出版しようということです」
「協力?」
「ええ、当社と白塚様とで費用を分担して出版するというシステムがあるんです」
どうやら制作・販売・宣伝に要する費用を双方で分担して、本を出版しようということらしい。
「要するに自費出版しろということですか?」
「いえ、それとは少し違います。自費出版は、著者の方がすべてを負担して、販売までする必要がありますが、私どもは、原稿の作成から販売までを一環して、ご協力をしようというものです」
「具体的には、どうするわけです?」
「まず、出版する本の体裁と出版部数を決めて頂き、それに比例した委託金を収めてもらいます」
いよいよ、怪しさを増してきたとハカセは思うたが、わざとそれに乗る素振りを見せた。
ヤガミは、その見本となる本を示して、それぞれ説明を加えた。
基本は、初版で最低500部からということらしい。
「このタイプやと、私はどの程度、その委託金とやらが必要なんですか」
ハカセがそう言うて手にした見本は、ソフトカバーで書店に一般的良く並べられているものやった。200ページほどの厚みがある。
「これですと、500部の場合で、企画費、管理費、印刷・製本費、編集・校正・デザイン費で、計210万円ほどになります。税別ですが」
ヤガミは素早く電卓を叩いてそう告げた。
「210万円? 500部でそんなにかかるんですか?」
そうだとすると、単純に計算して1冊作るのに4200円はかかることにな
る。
しかも、それは、出版社と折半してということなら、1冊に対して8400円もの費用がかかることになる。
いくら何でも、それは考えにくい。
「この見本の定価は1700円ですよね。これだと、全部売れても赤字になりますよ。それでは、そちらも損でしょう?」
「ええ、そうですが……」
ハカセの突っ込み口調の質問に、ヤガミの声が急にトーンダウンした。
「しかし、それは、再版することによって利益を出せればいいと当社は考えてますので」
「では、再版のときは、どうなるのですか?」
「それは、そのケースでいろいろあります」
「ということは、こちらの負担金がまだ必要ということですか?」
「いえ、刊行時から1年以内に増刷が決定すれば制作費は当社の全額負担で行います。但し、1年以降に増刷が決まればご相談させて頂くことになりますが」
「それで、どの程度、売れたら利益が出るようになるのですか?」
「最低、3000部ほどからだと思います」
「それで、私の方へはいくら入るのです?」
「それについては、増刷時に本の定価の7%の印税をお支払いします」
「私の本の定価は?」
「白塚様の本は、専門書になりますので、2000円くらいかと」
「それは高い!!」と、思わず叫びそうになった。
そんな値段では売れるもんも売れん。その言葉を、ハカセは必死に呑み込んだ。
この頃になると、ハカセは、すでに本を出すという目的やなく、この出版社の実態が知りたくなっていた。
せやから、その質問を慎重に選んだ。
「私も本を出したいとは思っているんですが……」と未練たっぷりに言うてみた。
すると、てきめんにヤガミは食いついてきた。
「白塚様の出版されることについてのメリットですが、当然ながら出版とは多数の人に著者のかたの主張、思想を届けることが大前提です」
急に雄弁になった。おそらく、これはセールス・トークの一環やろうと思う。
「著者の方に入る収入は、プロ・アマ問わずに印税となります。よって、委託金の額からしても出版での収入のメリットは、大変低いものです。そのことは、ご承知おきください」
ヤガミは、ハカセのことを何も知らん素人と思うとる。
『著者の方に入る収入は、プロ・アマ問わずに印税となります』というのは、所定の原稿料を貰って、尚かつ、その本が出版された場合に支払われるものや。
当然やが、著者は一銭も負担することはない。
双方の出資で出版しようというからには、リスクもお互いが負う必要もあるが、それで売れ上げたものは、その制作費を差し引いた利益が折半にならなおかしい。
素人相手に印税を持ち出せば簡単にごまかされると思うとる。
もっとも、そんなことを指摘しても無駄やし、意味がないがな。こういう人間は、都合が悪くなると貝になるだけや。
「分かりました。最後に聞きたいのですが、本の販売方法はどうなっています?」
「当社では、主要な書店と契約していまして、当社で出版して頂くと必ず、それらの書店に並ぶことになっています」
「そうですか」
これ以上の話は、ハカセも必要ないということで、「考えておきます」とだけ言うて別れた。
何のことはない。ヤガミは、ホームページに惹かれてメールを寄越してきたわ
けやない。
単に客を探す目的でその雑誌に目が止まっただけのことやったわけや。
そのヤガミの言うてることは、おそらく大半が嘘か、ええ加減な話やとワシも思う。
特に『当社と白塚様とで費用を分担して出版する』というくだりはな。
費用は、すべてハカセ持ちや。
それだけやなく、その出版社の利益もすべてハカセから徴収する金の中に含まれとるはずや。
本が売れようとどうしようと関係ない。ほとんどは、売れるわけはないと考えとるはずやから、増刷なんかよほどのケース以外ないに等しいと思う。
ハカセに出版を決意させることが、ヤガミの営業のすべてやさかいな。
ハカセも早い段階で、それと見抜いていた。
ヤガミは出版社の人間を名乗っとるが、文章についての知識は皆無やった。意識的にその話題を避けとったさかいな。
普通、出版社を名乗り、出版本の打診をするのやったら、「ホームページも大変面白く情報量が豊富で驚きました」というコメントだけというのは頂けん。
具体的に、どの部分を本にするか、あるいは、こういうものにした方が面白いというくらいの提案がなかったら話にもならん。
出版社の編集者なら必ず言うことや。それがない。
出版させるだけが目的の営業マンというのなら、それも納得やけどな。
ハカセの本当の悔いは、この後にあった。
ハカセから見たら、こういう出版社は論外ということになるけど、純粋に本だけを出したい人間には、それなりにメリットがあるのかも知れん。
普通、いくら本が出したいと考えても、まったくの素人ではその方法すら分からんやろうからな。
販売目的や儲けを度外視して、少々金がかかっても単純に本が出したいだけなら、こういう出版社もそれなりに利用価値があるとは思う。
と、つい弁護するようなことを書いてしもうた。
これについては、このメルマガのスタイルでもあるのやが、どんなものでもすべてが悪いということはないという考えがある。
どんなことでも、一方からだけの視点で見るべきやないというポリシーがそうさせたわけや。
それが甘かったのやないかという悔いがある。
もっとも、それを見て、こういう業者に自費出版を頼んだ人はおらんやろうとは思うがな。
この後には、一応、それを否定することも付け加えたさかいな。
ただ、こういう出版社に、編集や校正、デザインまで任せるというのは、よした方がええと、ハカセは言う。
そらそうやわな。目的が、本の販売にあるわけやないから、中身なんかより、本としての体裁が仕上がったらそれでええと考えとるだけや。
そんな出版社で作っても、ろくなもんができるはずがない。
と。
誹謗中傷することと、危険を知らせることは違うが、その辺の兼ね合いが難しいと思う。
ある意味、こういう結果になったからこそ、そう言えるだけというのもあるしな。
ワシらとしたら、ストレートにその危険を訴えんでも、そのメルマガの内容でそれと汲み取ってほしいというのはあるが、どうなんやろうな。
いずれにしても、この事件は、これからまだまだ尾を引くとは思う。
他にも類似の業者というのも結構あるさかいな。それらの業者へも、当然、この影響はあるはずや。
ただ、この業者と接触したことで、ハカセも自費出版に向けて真剣に考えるようになり、そう決断したわけやから、何とも皮肉な話ではあるがな。
現在、自費出版というのがブームになっている。
それ自体は悪いことやとは思わん。書きたいものがあり、それを本という形に残したいというのは、ええことやと思う。
しかし、それを売り出すことで、あわよくば有名作家になれるのやないかとか、儲かるのやないかという淡い野望は持たん方がええとだけは言うとく。
自費出版のみでそうなることは皆無に近い。
自費出版ブームの原因の一端に、島田洋七氏の『佐賀のがばいばあちゃん』という、自費出版で出した本が、現時点で400万部以上売れたというのがあるが、そういうのは異例中の異例や。
単にその本が面白いというだけやなく、作者の知名度が抜群な上に、大手出版社からのオファーを得たという幸運も味方した結果やさかいな。
ただ、もとが自費出版ということで、誰にもそうなるかも知れんという夢を与えたということは確かや。それがブームの後押しをしとるという側面もある。
まあ、それを夢を見るのは自由やし、その可能性ということも皆無というわけでもないから、それはそれで別に構わんとは思うがな。
しかし、それらの夢を、今回の事件が打ち砕くかも知れんというのはある。
何でもそうやが、一つの悪い事例が発覚すると他もそうやと思い込まれるというのが、世の常でもある。
確かに、そういう面も否めん。
それでも、あえて言うが、すべての自費出版業者がそうやということはない。
まじめな業者も多い。
実際、ワシらも、その自費出版で本を出しとる。
それに協力して頂いた「みずほ出版」さんは、その自費出版を手がけとる業者
さんやが、良心的や。
普通、製本を依頼して納入が終わると、それまでという業者が多いと聞くが、ここの担当者の方は、出版して5ヶ月になるが、未だに、いろいろとバックアップしてくれとるさかいな。
本当に感謝しとる。もっとも、ハカセもそういう業者を見つけるために奔走したというのもあるがな。
読者から、ハカセへのメールに、この自費出版に関したものが送られてくることがある。
大半は、ええ業者の選び方を教えてくれというものや、利益は出るのかというものが多い。
ハカセは、それは難しいとそれぞれの人に返信しとるという。
自費出版では売れんというのが出版業界の常識でもある。
しかも、出版費用はむろんのこと、宣伝費、販売費用も基本的にはすべて自分持ちやからコストも高くつく。
それで利益を出すというのは、至難の業と言うより無理やと断言してもええくらいや。
それは、どんなに良心的な業者に頼もうと言えることやと思う。
それらのメールの中に「本の利益は、ハカセとゲンさんで折半ですか」というのがあった。
ワシらは、思わず笑うた。
間違っても、そんな心配はない。
現状でベストと思われるのは、かけた費用が回収できることくらいやが、それにはほど遠いと言うしかない。
本を売るためには、広告、宣伝の類に金をかけなあかんけど、そこまでの余裕はないから、それはしていない。
もっとも、ハカセはHPやこのメルマガもそうやが、宣伝して広めるということが苦手や。
せやから、出版本の存在自体が広く世間に知られることも、あまり期待はできんと思う。
販売ルートも、HP上のみや。アマゾンで売り出したから、そこそこは売れとるが、一般の書店に並ぶ本と比べれば、及ぶべくもない。
もっとも、読者の方々の口コミのおかげで、各地の書店から、書籍の販売に関して問い合わせが増えるようにはなったがな。
どうやら、出版本の存在を聞いた人が、HP上のみの販売とは知らず、当然、書店にも並んでいるものとばかり思われ、その書店に注文したことによる問い合わせやった。
去年までは、その問い合わせがあっても、それに対応することができんかったが、今年からは、それも何とかなりそうやから、HP上でもその注釈を入れてアピールはしとる。
書店は本を売ることで成り立っとるわけやから、当然、その利益が必要やさかい、それなりの対応が必要になる。
実は、自費出版というのはその製本費用の他に、この販売コストが結構かかるというのを後になって知った。
アマゾンで売るのもそうやし、代金引き換え郵便で売るのもそうや。書店から
の注文ということになれば、そこの利益も必要になる。
少々、売れたくらいでは、その費用の回収は、おぼつかんという理由がそこに
ある。
この本を出版したことで儲かることがあるとすれば、島田洋七氏の『佐賀のがばいばあちゃん』のように、どこかの大手出版社からのオファーがあって全国の書店に並んだときくらいやろうと思う。
そうなれば、本の特異性というのもあり、そこそこは売れるかも知れん。
もっとも、それも淡い期待でしかないがな。
ワシらの本は、単に新聞に対して批判的な要素があるというだけやなく、読者の生の声がある分、たいていの出版社は敬遠するやろうと思う。
何やかやと言うても、新聞の影響力には未だに相当のものがある。
売れるかどうかも分からんものに手を出して火傷を負うような真似は誰もしたいとは思わんやろうからな。
ワシらも、それがあると思うたからこそ、自費出版に踏み切ったわけやさかいな。
ええ格好に聞こえるかも知れんが、決断した当初から、それで儲けるつもりはさらさらなかったわけや。
狙いは別のところにあった。
一つには、本という形にして残したかったというのがある。
HPは閉鎖になってしもうたら、それまでや。
ハカセは心臓病ということもあり、いつ、それが悪化して倒れても不思議やないという状況にある。
HPが閉鎖になったら、すべてが消え、いずれは忘れ去られる。
そうなることが堪えられんというハカセの強い思いがあった。
それは、現在まで売れた分で、ほぼ達成されたと思うとる。読者の方々が購入してくれたおかげで、広く世間に出回ったことでもあるしな。
また、東京と大阪の国立図書館に出版本が存在しとることでも、それは言える。
もう一つには、実験という意味合いがある。
名もない作者が、自身のHP上だけで、果たして一体どれだけの本が売れるかという試みや。
ハカセ曰く、そこそこかけた費用が回収できるくらい売れたら、自費出版でも損をしない方法というのを、ネット上で公開するつもりがあるとのことや。
自費出版で儲けることは不可能でも、費用の回収ができたら大変なことやと思う。その可能性なら、今の状態が続けば十分考えられるさかいな。
因みに、島田洋七氏の『佐賀のがばいばあちゃん』ですら自費出版した当初は失敗して廃刊にまでなったという話や。
はっきり言うて、自費出版で、書店に流通させず販路を持たん作者が費用の大半を回収できたら、ある意味、大儲けしたのと同じくらいすごいことやと思う。
ハカセが知る得る限りの出版関係者に尋ねても、そういう前例すら、ほとんどないらしいからな。
まあ、それを今年の目標として掲げてもええのやないかと思う。ささやかではあるがな。
書籍販売コーナー 『新聞拡張員ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集』好評販売中