メールマガジン 新聞拡張員ゲンさんの裏話
第196回 新聞拡張員ゲンさんの裏話
発行日 2008.5. 9
■ゲンさんの名言集 サイト編 Part1
早いもので、このメルマガとサイトを始めて、もうすぐ4年になる。
おかげで、日々、多くの人が見に来てくれて、そこそこ人気を博すようにもなった。ほんまにありがたいことやと思う。
今や、メルマガやサイトには、ワシらでさえ、どこに何が書いてあるのか良う分からんほど、膨大な量のページが存在しとる。
その数、ざっと900ページほどもある。しかも、そのほとんどが文章だけのページで占められている。
初めてこのメルマガやサイトに訪れた人は、一体、どういう印象を持たれるのやろうなと思う。
ワシの知っとる拡張員仲間で、サイトを見たとたん「あかん、どこ見ても字ばっかりやんけ。頭が痛うなる」と言うてた者がおった。
まあ、そいつは普段、本と呼べるようなものは漫画しか見とらん奴やったから無理もないとは思うがな。
ワシも漫画は嫌いやないから、批判はしたぁないけど、そういう連中に無理に読んでほしいとまでは思わん。
気に入った人だけ見てくれたらそれで十分や。
それにしても、ワシの言うたことをハカセが文章にしとるのは間違いないのやけど、今読み返しても、本当にワシがこんなことを言うたのか、というようなものも多い。
タレントの島田紳助のCMやないが、「ほんま、ええこと言うなぁ」と我ながら感心することも、しばしばある。
また、読者の方からも、こういう言葉に感激、あるいは納得、教訓を得たと言うてメールを送って来られるケースも多くなった。
少し気恥ずかしい面もあるが、今回は、そういう中から、「ゲンさんの名言集」と題して抜粋して紹介したいと思う。
因みに、読者の意見も数多く入っとるが、多分にワシらの独断と偏見に満ちた選考もあるというのも断っとく。
ただ、先ほども言うたように、その範囲が多すぎ、その名言? もかなりな数に上るので、何回かに分けて掲載させて頂くことにする。
ゲンさんの名言集 サイト編 Part1
(108撰)
人間の世界には、どこにでも、ええ奴と悪い奴、真面目なのや、いいかげんなのという具合に、いろんな種類の輩がおる。(「はじめに」より)
職業に、貴賤なし、悪者なしや。悪者が職業を選ぶんや。(「はじめに」より)
ひょっとすると、あんたが普通やと感じとる瞬間が、あんたの人生で最高の時かも知れへんのやから。(「拡張員になる者」より)
人間、ちょっと踏み外したらいろんな所へ転がるということを知っておいて欲しい。(「拡張員になる者」より)
世の中、必要とされんものは滅びるしかないんや。(「拡張の仕組み」より)
疑われることをすること自体が罪やと思うてたら間違いない。(「拡張員の1日」より)
恥も外聞も捨てな営業で浮かぶ瀬はない。(「拡張の手口 手口その4」より)
ワシは、悪事の荷担はせんが、暴くこともせん。(「短編集 第1話」より)
悪いことをする拡張員がいてる、というのが正しい認識やと思う。拡張員が悪いと言うのと、悪い拡張員がおると言うのとでは、まったく違うと思うんや。(「短編集 第2話」より)
世の中、何をしてもそう簡単に変わるもんやない。本当に、自分で世の中変えよう思うたらヒトラーみたいな独裁者になるしかないと思う。しかし、例え、そうなっても、悲惨な末路しかないと思うで。(「短編集 第2話」より)
アホな奴らはおだてるに限る。(「短編集 第3話」より)
心配せんかて、誰にも分からん所に隠してある。この、ワシの頭の中や。(「短編集 第3話」より)
世の中、どんな世界にでも、ええ所もあれば悪い所もある。せやけど、悲しいかな、そこに飛び込んで初めて、そのことに気づくもんなんや。(「短編集 第5話」より)
苦難とかトラブルと言うのは、一見、ピンチのようやけど、考えようによったらチャンスやラッキーになる。(「短編集 第5話」より)
苦難に立ち向かうという姿勢は人から評価されるし、ええことや。苦難を求めるという考えも立派や。せやけど、一番ええのは、苦難を楽しむことやで。(「短編集 第5話」より)
人間というのは愚かな生き物やから、常に自分より下の境遇の者を探す習性がある。(「短編集 第6話」より)
人は、相手の人間性ですら、その職業やその地位、名声、知名度のあるなしで決めしまう。(「短編集 第6話」より)
人間の賢愚の差は、創意工夫出来るかどうかや。これに尽きる。(「短編集 第6話」より)
ええ仕事をしようと思うたら、ええ仕事を見て知らなあかん。(「短編集 第7話」より)
拡張員は世間から嫌われ蔑まされとるということを、まず認識しとかんとあかん。それは、この仕事をどんな事情からにせよ自ら選んだ以上、仕方のないことや。(「営業講座 第1章 その1」より)
何ぼええ営業方法があっても、自分に向かなんだら大した成果は期待出来ん。人が成功したからというて、同じやり方で自分が成功するとは限らんのや。(「営業講座 第1章 その1」より)
新聞勧誘は新聞を売り込むな。それよりも、自分を売り込め。(「営業講座 第1章 その1」より)
究極の目標は「あんたに頼まれたらしゃあないな」と客に思わせることや。(「営業講座 第1章 その1」より)
客に自分自身を気に入って貰らえればええ。それが、契約を上げるための一番の近道になる。(「営業講座 第1章 その2」より)
どんな人間にも必ず取り柄はある。長所も欠点もあるのが人間や。そして、営業の武器とは長所ばかりを使うことやない。欠点も使い方によれば立派な武器となる。(「営業講座 第1章 その2」より)
マイナスや欠点を逆手に取ることを考えるんや。(「営業講座 第1章 その3」より)
「身を捨てる覚悟」大袈裟に言えば、そんな心構えが必要や。(「営業講座 第1章 その3」より)
一つの物事には、常に二面性、多面性が存在しとる。(「営業講座 第1章 その4」より)
目の前にあるコーヒーカップはコーヒーカップにすぎん。それを見る者によって、その必要性や重要度が違うだけのことや。同じコーヒーカップなんやが、全く違う物に見えてしまうわけや。(「営業講座 第1章 その4」より)
相手の客も、自分とは全く別の人生を歩んで来とるし経験も違う。当然、ワシの知らんことを知っとる。(「営業講座 第1章 その7」より)
自分が客やったらと考えるだけで、簡単に分かるはずなんやけどな。(「営業講座 第1章 その7」より)
変わろうとする者だけが生き残る。自然の摂理や。(「営業講座 第1章 その7」より)
拡材は営業の道具でありアイテムや。営業のために拡材を使うんで、拡材で営業するんやない。(「営業講座 第1章 拡材編 その1」より)
拡材は必要な時、必要な人間に、必要なものを用意するもんや。(「営業講座 第1章 拡材編 その1」より)
客への過度なサービスはいろんな意味で自分自身の首を絞めるということを、拡張員は肝に銘じとかんとあかんということやな。(「営業講座 第1章 拡材編 その2」より)
人と争うことほど、無駄なことはない。例え、裁判で勝ったとしても、気分の良うなるもんでもない。そこから生まれるものは、わだかまりや怨嗟でしかない。(「営業講座 第1章 法律・規則編 その1」より)
これだけは断言出来るが、相手を怒らせて大成した営業マンはどの世界にもおらん。(「営業講座 第1章 法律・規則編 その2」より)
反省の積み重ねが経験になる。ただの体験は単なる出来事でしかないんやで。(「営業講座 第1章 法律・規則編 その3」より)
とかく、世の中は理不尽と思えることが多いもんや。そのことを一番良う知っとるのは、ワシら拡張員のように世の中の底辺で喘ぐ人間や。(「営業講座 第1章 法律・規則編 その5」より)
1台のパトカーで捕まえられるのは1台の違反車だけやからな。他がやっとるからと言うて、その罪が許されることはない。(「営業講座 第1章 法律・規則編 その5」より)
世の中、悪気はのうても知らんがために犯す法律違反ちゅうのは結構ある。(「営業講座 第1章 法律・規則編 その5」より)
いつまでも、昔のやり方では通用せんということを知らなあかん。(「営業講座 第1章 法律・規則編 その7」より)
どんな仕事でもそうやけど、さあ、自由にしなさいと言うて、そのように出来る者は少ない。(「営業講座 第2章 拡張パターン編 その2」より)
人間は弱いもので人の目がないと、ついサボりたくなるもんや。(「営業講座 第2章 拡張パターン編 その2」より)
表面的なことだけしか見んかったら、何も見てないことと一緒なんやで。(「営業講座 第2章 拡張パターン編 その2」より)
何でもそうやが、悪いことはそう上手く行くもんやないし、続かん。(「営業講座 第2章 拡張パターン編 その4」より)
長所は取り入れるようにしたらええし、悪い所は反面教師にしてたらええ。(「営業講座 第2章 拡張パターン編 その5」より)
古株はやはりそれなりに情報量を持っている。せやから、その情報を吐き出させるためにも、誉めまくり、よいしょしといたらええ。それが、カード(契約)に繋がる。(「営業講座 第2章 拡張パターン編 その5」より)
営業に即席は求めん方がええ。特にまだ駆け出しのうちはな。(「営業講座 第2章 拡張ターゲット編 その2」より)
自分の得意を作るということは悪いことやない。しかし、それだけでは、それ以上にはなれん。(「営業講座 第2章 拡張ターゲット編 その2」より)
商売人相手には、キブ・アンド・テイクが有効やということを忘れんことや。(「営業講座 第2章 拡張ターゲット編 その4」より)
聞く耳を持たん客への営業トークは考えんでもええ。難しいことにチャレンジすることが営業とは違うからな。(「営業講座 第2章 拡張トーク編 その1」より)
例えそれが、歯の浮くようなお世辞であろうと、明らかによいしょで持ち上げられとると分かるようなことであろうとも、人間、言われて悪い気はせんもんや。(「営業講座 第2章 拡張トーク編 その2」より)
ワシら拡張員にとっては日常でも、他の世界の人間には非日常や。(「営業講座 第2章 拡張トーク編 その7」より)
勧誘は、相手が転びやすい状況を作ってからすると効果的や。転びやすいという表現が嫌やったら、納得しやすい状況と考えたらええ。(「営業講座 第2章 拡張トーク編 その8」より)
誠意ある態度というのは、何も相手と相対しとる時にだけ必要というものやない。むしろ、誰も見てないような所でさりげない心遣いが出来る人間が、本当の誠意というのを身につけることが出来ると思う。それが、無形の雰囲気とい
う形で人に伝わる。(「営業講座 第2章 拡張トーク編 その9」より)
人の嫌がることをせんというのが、初級の心構えなら、人に喜んで貰えることをするというのが中級の心構えになる。そして、最上は人のためにということやが、営業でなかなかその境地は難しい。(「営業講座 第2章 拡張トーク編 その9」より)
やってやるという思いが強い者でないと、積極性を出すのは難しい。特にこの拡張は、断られても断られてもそれをなくさん気持ちがないと成功はせん仕事や。(「営業講座 第2章 拡張タイプ編 その2」より)
短期集中が効果を上げるのやなくて、効果を上げるために短期集中するんや。(「営業講座 第2章 拡張タイプ編 その5」より)
笑顔を作れというのは、ワシが良う言うてることやけど、これは基本やから、出来んというのは営業が出来んというのと同じで話にならん。(「営業講座 第2章 拡張タイプ編 その6」より)
どんなにええことを書いたものがあろうと、それを実行せんと何の役にも立たん。(「営業講座 第2章 拡張タイプ編 その8」より)
ある者には重要であっても、他の者にはそれほどでもないということがある。そのデータなり情報が重要かどうかというのはその人間の捉え方で決まる。(「営業講座 第2章 拡張タイプ編 その11」より)
このデータを重視するタイプは、そのあかんというデータも、データとして記録しとる。(「営業講座 第2章 拡張タイプ編 その11」より)
人間、考え方一つでその状況が良うも悪うもなるもんなんや。(「Q&A NO.4」より)
良く精神力を鍛えるちゅうけど、何もないのにそう簡単に鍛えられるもんやない。嫌なことや苦境に陥っても、立ち向かうという気持ちを出さな精神は鍛えられん。(「Q&A NO.4」より)
幾多の修羅場を乗り越えな、ワシみたいな拡張員にはなれん。もっとも、ワシみたいな拡張員になっても誰も尊敬はしてくれんし、自慢もできんがな。苦労の割には報われん典型的な職業や。(「Q&A NO.16」より)
ミスや不都合なことはなるべく表には出さんという日本社会全体の構図がここにもあるというわけや。(「Q&A NO.20」より)
今の日本では、情報の徹底した管理は無理やろうと思う。ある程度の情報は、外部に知られるということを前提に生活するしかないやろな。(「Q&A NO.26」より)
営業にはこれが絶対というのはない。人それぞれ、やり方、スタイルがある。(「Q&A NO.27」より)
世の中、苦情を言うだけではあかん。対立姿勢を鮮明に出しても効果は薄い。喧嘩は賢い大人のすることやない。それで、得することは何もないさかいな。(「Q&A NO.29」より)
ただやから、ええかという癖がついたら終いにえらい目に遭うよ。(「Q&A NO.32」より)
営利行為を前提の人間から持ち掛けられる甘い話で、信用出来るものは世の中にはまずないと言える。しかも、それが、美味しそうな話やったら、ほとんどが罠やと思うてた方がええ。(「Q&A NO.41」より)
相手を一方的に追い込んでその場は勝てたとしても、それは本当の勝ちにはならん。相手にも、利を与え表面上は痛み分けを装うことや。それが本当の勝利やとワシはいつも思うとる。(「Q&A NO.42」より)
世の中、何をしていようと、捨てたもんやないちゅうことや。(「Q&A NO.43」より)
口約束だけと言うのは、どうしても水掛け論のトラブルになりやすいが、この契約書に書いてあればそれは防げる。(「Q&A NO.50」より)
ええ大人が契約の何たるかを知りませんでしたでは世の中通らんで。(「Q&A NO.51」より)
良心の呵責のある内は人間は救われる。(「Q&A NO.51」より)
子供の命は何物にも代え難いもんや。人類の未来、そのものと言うてもええ。(「Q&A NO.56」より)
どんな理由があれ、罪もない者への攻撃や非難中傷は許されることやない。それは人間として恥ずべき行為やし、それで罪もない人間を傷つけとるということを知らなあかん。(「Q&A NO.56」より)
たかが新聞の契約くらいと思うてたのかも知れんが、どんな契約であっても契約というものを甘く考えん方がええ。(「Q&A NO.57」より)
どちらも損をするという方が話としてはまとまり易い。これが、一番、大人としての最上の解決法や。(「Q&A NO.57」より)
あんたが、このサイトを見て、或いはワシの話を聞いて面白いと思うのは、あんたが知らん世界やからや。(「Q&A NO.58」より)
人を疑う場合は、確かめてからにした方がええ。例え、九分九厘、その疑いが強くてもや。確かめずにそのままやと、疑いが確信に変わるのが人間や。(「Q&A NO.59」より)
厳しく文句を言うたり叱責したりすることが、管理、監督とはき違えとるトップの下で仕事しても成績は伸びにくい。(「Q&A NO.64」より)
その団長の善し悪しを見分ける方法を一つ教えてくれと言われたら、ワシはいつもこう言うてる。自分の部下を自慢出来る団長に劣悪な人間はおらんと。特に外に向かってな。(「Q&A NO.64」より)
人間はどんな立場であれ、教えを請う、勉強しようという意欲をなくしたら終いや。進歩はない。(「Q&A NO.68」より)
人間、どんなことでもチャンスと思えば、逆境が逆境やなくなる。(「Q&A NO.68」より)
どんな講習会でもそうやが、分かるのは理論と知識だけになる。それで、良しとする分には、それでええと思う。実践は、また別の領域やからな。(「Q&A NO.72」より)
ワシは、人に教える時、覚えて下さい式なことは良う言わん。やる気のある人間だけ覚えたらええと思う。(「Q&A NO.72」より)
拡張員はすべて同列に見られるということがある。客にとって、その人間が真面目か、たちが悪いかは、ドアの向こうでは分からんからな。(「Q&A NO.78」より)
何でもチャレンジしているうちに、自分自身の意外な可能性というのが見えて来るかも知れん。もっとも、興味が持てなんだら、逆に時間の浪費ということにもなりかねんがな。(「Q&A NO.78」より)
ただの受け身は、浮き草と一緒や。どこかで根をはらな、まともな草にもなれんし、大木になることなんかは夢のまた夢やで。(「Q&A NO.78」より)
人間は理屈では、この偏見はあかんということは知っとる。しかし、そのことに常に意識を向けてなかったら、ついその偏見による見方をしてしまいがちや。(「Q&A NO.84」より)
偏見の目で見る世界は狭い。そういう目だけは持ちたくないと思うからな。(「Q&A NO.84」より)
営業というのは、こうすれば必ず契約が上がるということは言えんし、そんな便利なものはない。そこがまた面白いところでもあるんやがな。(「Q&A NO.86」より)
嘘と騙しは、似とるようやけど、微妙に違う。嘘をつくというのは、どんな善良な人間でも、そういうことがある。しかし、善良な人間は人を騙すことはない。(「Q&A NO.87」より)
例えば、キムタクならどうするかと考え、その行動を想像する。オダユウジならどうやろとかな。何でもそうやけど、思い込むのは自由や。似てようと似てなかろうと関係ない。相手により、それを演じるんや。(「Q&A NO.87」より)
営業は、つまるところ、自分にとってやりやすいスタイルをいかに確立するかやと思う。どの方法が一番やということはない。どんなスタイルがあんたに合うとるか、無理がないかが重要になる。(「Q&A NO.87」より)
この業界の営業が他と比べて、評価が低いのは、真剣に取り組む人間の絶対数が少ないからやと思う。新聞の拡張はこんなものでええんやという安易な考えの者が多すぎる。(「Q&A NO.87」より)
その時、断るうっとうしさと後でこういうトラブルになることを比較した場合、どちらがやっかいなことかというのは、あんたは良う分かったやろと思う。(「Q&A NO.92」より)
人間は哀しいかな自分が中心の生き物や。自分中心でしか物事を見ることは出来んし、周りも動かん。せやから、どうしても自分の考え、思いが先行する。相手が何を考えとるかということにまでは、なかなか思いが及ばんもんや。(「Q&A NO.93」より)
自分の意に添わん人間と上手く付き合う方法は、自分を抑えて殺すことしかない。内面は別にして、表面的には敵対姿勢を極力出さんことや。分かりやすく言えば調子を合わすということやな。(「Q&A NO.93」より)
人間は、どんな者にでもそれなりに取り柄というものがある。取り柄のないのが取り柄という考え方もあるくらいや。(「Q&A NO.93」より)
あんたのように、トラブルにならん解決方法を知りたいという方は、実はもうすでに半分は解決済みなんや。(「Q&A NO.96」より)
しかし、物は何でも考えようで、契約の怖さというものをあんたがこのことで知ったのやったら、この経験もこれからのあんたの人生の役には立つと思う。(「Q&A NO.97」より)
何でもそうやが、功罪両面は常に考えとかなあかん。(「Q&A NO.99」より)
今回のところは、ここまでや。どうやったかな。
共感、もしくは、納得して頂けた言葉があったやろうか。
ただ、どんなにええ言葉やと感じたものがあったとしても、その前後の文脈が分かってないと、もう一つ分かりにくいものもあるかも知れん。
そんな場合は、面倒でも一度、その箇所をじっくり見てほしい。
ワシの本当に言いたいことが分かって頂けるのやないかと思う。
次回は、Q&Aの残りの中から選ぶつもりや。
もし、その中で気に入ったというものがあるようやったら、ぜひ教えてほしい。
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