メールマガジン 新聞拡張員ゲンさんの裏話

第83回 新聞拡張員ゲンさんの裏話  
   

発行日 2006.3.10


■『週間ダイヤモンド』誌への掲載で思うこと


「ゲンさん、雑誌社から取材の申し込みがあったんですけど、どうしましょう」

そう言うて、ハカセから連絡が入った。少し、困惑気味のようや。

「取材て、どこからや」

「週間ダイヤモンドという週間誌です」

「週間ダイヤモンド?」

「知っておられます?」

「名前くらいはな。せやけど、週間ダイヤモンドと言うたら、一流の経済専門誌やろ……」

週間ダイヤモンドというのは、出版業界でも老舗や。創刊が大正2年。書店売上No.1のビジネス週刊誌との定評がある週刊誌や。

週刊誌というのは、一般には、芸能ネタやスキャンダルなどの話題が主と思われがちやが、この週間ダイヤモンドには、そういうのはない。

純然たる経済専門誌や。取材され、あるいは寄稿する人間は、各界の有名人が多い。言えば、格調高い週間誌ということになる。

そこからの取材申し込みやなんて、何か奇異な感じがする。

高名な財界人や著名人というのなら、そういうのがあって当然、しかるべきと考えるのやろうが、それが、ワシらのようなHPを運営しとるだけの無名の者を指名するとはな。

しかも、そのHPの内容も、およそ経済問題とはかけ離れとる。商売とか金儲けの参考ということなら、皆無に近いと思うしな。

ハカセが困惑気味なのも分かる。

「それで、取材目的は何やと言うてるんや」

「個人情報保護法についてだそうです。HPの関連コメントを見てということのようで……」

「個人情報保護法か……」

それなら、ありそうなことやな。このサイトを特別にということやなく、そのテーマに関連のありそうな所を個々に取材する。そういうことやろ。

以下が、その記者さんが送って来られたメールや。


件名 取材のお願い 受信日時 2006.2.16 AM 7:20


突然のご連絡にて誠に申しわけございません、週刊ダイヤモンド記者○○と申します。このたびはHPを拝見しご連絡いたしました。
 
弊誌週刊ダイヤモンドでは、3/6発行号におきまして、「個人情報保護法」をテーマとする第一特集を企画しております。(仮題:間違いだらけの個人情報保護)
 
個人情報保護については、まさに「混乱」というべき状況が続いています。与党は、情報を不正に漏えいした従業員個人に対する処罰規定をもうける法改正案を、今国会に出す運びですが、そうなれば、混乱に拍車がかかるのは間違いありません。

そこで今回は、混乱の現場や保護法対策の嘘と本当、対策実践講座など役立つ情報を紹介し、今後の資料となる特集をめざしたいと考えております。

お忙しいこととは存じますが、ぜひ詳しいお話をお伺いできませんでしょうか。30分〜1時間ほどお電話でお話を伺えれば幸いでございます。


という内容やった。

「ハカセ次第で、ワシは構わん」

「それでしたら、一応、受けるということで返信しておきます」


返信日時 2006.2.16 AM 10:06

『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』のサイト管理者 白塚博士(HN ハカセ)と申します。
 
取材のお申し出、当方は差し支えありません。喜んでお受けします。
 
当サイトは、新聞勧誘、販売を主に取り上げ、新聞拡張員『ゲン』さんの目を通して、真実のままを掲載しています。また、日本全国の多くの、拡張員(営業員)、販売店関係者、及び読者の方々の投稿にも支えられています。

今回、企画されておられる「個人情報保護法」についても、新聞勧誘、販売の面からも様々な問題を孕んでいます。当サイトでも、いくつかその問題に触れたものもあります。
 
当方の意見で良ければ、取材は喜んでお受け致します。日時ですが、基本的に何時でも構いません。事前にメールででもお知らせ頂ければと思います。

あるいは、質問文を送付して頂ければ、文書での回答もします。


受信日時 2006.2.19 PM 9:24


このたびは誠にお世話になっております。取材のご快諾を賜り、誠にありがとうございました。またご親切なお申し出に深く感謝いたします。

HPの内容、拝読いたしました。これまでまったく知らなかった拡張員の世界の壮絶さ、複雑さに驚くとともにつぶさに実態を記された白塚さまの筆力と眼力にひたすら脱帽する次第です。
 
まずは、添付ファイルのとおりご質問させていただければ幸いでございます。質問の稚拙な点、至らない点などなにとぞご容赦くださいませ。

なお、このほか拡張員と個人情報保護の関連について、ご意見を賜れれば嬉しく思います。


その後、簡単な電話でのやり取りの後、ハカセは、質問に対する回答文を送ったということや。

その結果、3月6日発売の『週間ダイヤモンド 2006.3.11号』で『特集 大混乱 間違いだらけの個人情報保護 Part3 業種別・混迷の実態』で8業種の中の一つ『新聞販売』として掲載された。

記者さんには、基本的にサイト、メルマガに掲載しとる内容なら、何を引用して貰うてもええと伝えたという。そして、それで感じたままを載せて貰うたらええともな。

ただ、老婆心ながら『拡張員』というのは、現在、放送禁止用語になっとるから『勧誘員』と置き換えた方がええのやないかとか、当サイトのタイトルにある『新聞拡張員』については、なしでも構わんと言うたとのことや。

もちろん、その辺は専門家やから、こちらからわざわざ指摘せんでも、それなりの配慮はあるやろが、記者さんの立場も考えてのことや。

こちらに対して、変に気を遣わなあかんというのも気の毒やということでな。

それもあってか、掲載記事では『勧誘員』に統一され、サイト名も『ゲンさんの嘆き』となっていた。

この記事を見た『週間ダイヤモンド』誌の読者が当サイトに興味を抱くかどうかは別にして、Yahoo や Google 等の主要検索サイトにおいて『ゲンさんの嘆き』で検索すれば、そのすべてで第1位に表示されとるから、それで辿り着くことはできると思う。

参考までに『ゲン』『嘆き』のキーワードだけでも、当サイトは、すべての検索サイトで上位表示されとる。調べるつもりがあれば簡単に分かるということや。

その意味では『新聞拡張員』の枕がなかっても、それほど差し支えがないとも言える。

一時期、新聞社の「セールススタッフ」の呼称強化ということもあって、この『新聞拡張員』をタイトルから削除しようと思うた時期もあった。

サイト名を『ゲンさんの嘆き』とだけするつもりやった。間違うても『セールススタッフ ゲンさんの嘆き』とは考えんかったがな。

そうするには語呂が悪すぎる。それに『セールススタッフ』という呼称は、新聞の営業員を指す言葉としては、あまりにも知名度が低すぎるというのもあるしな。

結局、ワシらの共通の思いとして、まだ当分は『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』として押し通すことに決めたというわけや。

このコラムの中で『後者の営業方法がしつこいというので、ひと頃問題になったが、最近はまじめな営業に徹する勧誘員が多い』と、一言、書き添えられとるのは、拡張員のワシとして有り難いことやと思う。

これについては、ハカセは一言も、それを書いてくれとは言うてないという。というより、質問の回答文以外、一切、よけいなことは書いてないし、話してないとのことや。

ハカセも、文章を書く人間の立場として、その辺の指摘や指図はできんという。自分がそうされたら、やはり、あまりええ気はせんということでな。

これは、この記者さんがサイトを熟読され、そう感じられて書かれたことになる。

一般の受け取る印象も、それに近いものやったらええんやがな。ワシらの思いが伝わっとることになる。

ただ、推奨したこととは言え『拡張員』を『勧誘員』と置き換えるのは、この道の人間としては若干、不自然さが否めんでもなかったなと思う。

『拡張員』というのは、あくまでも拡張団という営業会社に所属する営業員に対してのみの呼称で『勧誘員』というのは、すべての新聞営業員という含みがある。

つまり、新聞販売店の従業員も『勧誘員』ということになるからや。それが、混同されるということが、一般には、さらっと流されることでも、業界の中からは異論が上がるのやないかという危惧も考えられるからな。

もし、そういう方が、その『週間ダイヤモンド』誌の掲載記事を読んでおられたら、単に表記上の制約のためやとだけ了解してほしい。

物を書くというのも、好き勝手に見えて、結構、制約に縛られることが多いというのも理解してほしいと思う。

このHP、メルマガについての取材依頼というのは、今回が初めてや。

今後もあるかどうかは分からんが、HPやメルマガの内容からすれば、他で取り上げられるのは少ないのやないかという気はする。

それには、やはり、新聞に関して触れてはならんという部分に言及しとるからやと考える。

マスメディアの中で、新聞の占める地位は、まだまだ強大や。掲載する方も、それに、配慮せんわけにもいかんやろと思う。

ワシらは、新聞社に対して必ずしも批判的な見方をしとるわけやない。

特に、ワシは、その新聞を売り込むことで、めしを食うとる人間や。新聞を否定することは、ワシ自身の仕事の否定を意味するからな。

ただ、サイトやメルマガの内容の箇所によれば、新聞販売業界の暴露、批判と受け取られる部分があっても仕方ないとは思う。例え、ワシらにその気がなくともな。

事実、インターネットの世界では、その部分だけ取り上げ、このサイトが新聞批判を展開しとるように受け取っとる所もあるからな。

いずれにしても、新聞社からすれば、耳の痛い話もあるやろし、触れてほしくない部分もあるやろとは思う。

しかし、ワシらが、そうしとるのは、それなりの理由があってのことや。単に、こういう話を載せたら面白いやろというだけやない。

もっとも『読み物』である以上、まったく、そういうのがないとは言わん。面白うないもんは誰も読みたがらんやろからな。

しかし『新聞のアピール』をしたいということも確かなことや。今のワシらの思いはそこにある。当初は、そんな大それた気はなかったがな。

拡張の話にしても、ハカセが聞きたいというから話すという程度やったからな。言いたいことが言えるというのもええもんやと思うてたにすぎん。

拡張員に対する世間の偏見が、少しでも変わればと考えもした。その延長で、Q&Aも始めた。

今では、それが多少なりとも人の役に立っていると知り、生き甲斐すら感じるようにまでなった。

その根本には新聞がある。新聞があるから、それらがすべて成り立っとるわけや。

せやから、ワシの中では、それまで以上に新聞への思い入れが強うなったということがある。

新聞は他から批判を受ける存在であってはならん。というのが、ワシの持論の一つにもなっとる。

そのためには、新聞の抱えるマイナスの要因もさらけ出す必要があると考える。どんなことでも、ええことばっかり言うてては、説得力に欠けるからな。

そのマイナスの一番の要素は、長年、悪質な勧誘の実態に関して、新聞社自らそれを認めず、公表せんかったということやろと思う。

少なくとも、一般にはそう感じられとる。その実態は、一般読者が一番良う知っとることでもある。直接の被害者も多いわけやからな。

そのことは新聞社も良う分かっとるはずや。それにも関わらず、新聞社は、長年、何もなかったかのように装ってきた。その姿勢は今も続いとる。

新聞社の立場で考えれば、それも、まったく理解できんことでもない。新聞社も報道機関とは言え営利企業や。

自らの信用を損ねることをして、売り上げ減などの損失を被るわけにもいかん。言わんで済むことなら、言わんに越したことはないと考えてもおかしくはない。

しかし、新聞の背負う使命を考えれば、それではあかんのやないかと思う。新聞の使命、価値が、真実の報道にあるということからすればな。

不正や圧力に対しても立ち向かうてるという姿勢も見える。社会正義を守ることに心血を注いどるというのも分かる。崇高なジャーナリズムにも尊敬する。

評価できることが圧倒的に多いからこそ、あえて苦言を呈したいということや。

新聞社、とりわけ記者の方は、書く記事がすべてと思い込むようや。その善し悪しで新聞は売れると考える。そのためには、スクープが重要やという。

はっきり言うが、それだけで売れるほど新聞の売り込みは甘いもんやないと思う。

確かに、インパクトのある記事が掲載された新聞は売れ行きがええかも知れん。

せやけど、それは、シェア6%程度の、駅売りやコンビニ売りで、当日の新聞の売れ行きに影響があるくらいや。

残り大多数の93%強を誇る宅配の新聞の売れ行きには、ほとんど影響ないと言える。もし、それで左右されるなら、ワシらの仕事は簡単なもんや。

「今日、我が社の新聞では、こういう記事が載っています。大スクープですよ。どうですか、これから、我が社の新聞にしませんか」と言えばええんやからな。

残念やが、それで「分かった。そうしよう」という客は、ほとんどおらんと思う。

少なくとも、10年以上、新聞の勧誘をしとるワシでも、未だかつて、そういう客に出会うたことはないからな。

それが、なんでかという答えは簡単に出る。宅配の購読客は、数ヶ月以上の契約を結んどるのが普通や。

その日の紙面の内容だけで読者の気持ちが揺れ動くというのは少ない。どうしても、長期的な視野で新聞を見る。

もっとも、ある新聞だけ常にスクープが掲載されとるというのなら、あるいは、その新聞に読者が偏るということになるかも知れんが、そういうことは、まずないやろ。

各社、それなりにスクープというのを掲載しとるはずやからな。

また、記事の内容についても、各社とも同じものが多く、解説記事も高レベルのものが普通や。

どこの新聞が飛び抜けとるということもなく、甲乙付け難い。見方を変えれば、差別化できとらんということになる。

これが、一般には、どこの新聞でも同じようなもんやという印象を与えとることになっとるわけや。実際は、論調の違いはあるんやが、その違いに気付くほどやない。

まったく無駄なことやとまでは言わんが、記者さんたちの努力は一般にまで伝わっとらんということになる。

一般読者の多くが新聞を選択するのは、もっと別の要素からや。個人の思想的な好みであったり、地域的なことであったりする方が、はるかに影響は大きいと思う。

さらに、新聞を売り込むには、最先端の現場で日々、その営業をしとるワシら拡張員、新聞販売店なくしては考えられんということも分かって貰いたい。

そのためには、実際、現場でどういうことが行われとるか、知ることも必要や。知らせることもな。その中には、悪質な勧誘の実態も含まれる。

極論すれば、この一点にメスを入れるだけで、新聞の信用と値打ちがさらに向上する可能性すらあると思う。

それに関しては、今、各新聞社は、真剣にそれに取り組んどるということは、ワシらには分かっとる。そういう、悪質な勧誘員を一掃しようとしとることもな。

加えて、悪質な新聞販売店への取り締まり強化というのも活発化しとる。それによる廃業も珍しいことやないという現実もある。

しかし、残念やが、それは一般購読者には伝わっていない。新聞社も、それを積極的に伝えようとは考えとらんようやからな。

ええことも悪いことも、さらけ出してアピールするのが一番ええ方法やと思うんやがな。そのためにはタブーをなくすことやと考える。

昔なら、そういうことに触れなんだら、それで済んだ。しかし、インターネットが急速に発達しとる現在では、それも怪しくなってきた。

インターネット上では、そういう新聞社の暴露的なものは腐るほどある。それが真実かどうかは別にしてな。

臭い物に蓋がしにくい状況になっとるわけや。それを、正しく認識しておれば、どうすればええか、自然に分かるはずやと思うんやがな。

断っておくが、ワシの言うてることは批判とは違う。あくまでも希望や。単に、新聞業界を憂いて言うとるだけのことやと理解してほしい。

現時点では、まだ何やかやと言うても新聞の存在感には絶対的なものがあると思う。

最近の有名な事件に『メール疑惑問題』というのがあった。その結末は偽メールということになったというやつや。

これに関係したと名指しされた当事者が、謝罪を要求した。その要求とは、新聞に謝罪広告を載せることやった。

テレビでもインターネットでもない。新聞に、それを載せることが一番効果的やと思われたわけや。それが、一般の認識やと思う。

自ら襟を正すというのは、簡単なことやないというのは分かる。

しかし、他者の不正を追及することが新聞の使命ならば、自らの汚点にも目を背けて、逃げたらあかんはずや。

何で、ワシがここまで言うのかと言えば、まだまだ、今の現実が見えてない、拡張員、販売店の人間がいとると思うからなんや。

人は、自分の経験したこと、周りで起きとることがすべてやと考える習性がある。

他からは、あくどいと思われる行為も、周りが皆、そうなら、それが当然で、こんなものやと考える。それでええという者もおるやろ。

そんな人間は、何ぼ、ワシが、正しい営業とはと力説しても「何をたわごと言うてんねん。拡張はそんな甘いもんやないわい」というくらいにしか思わん。

反対に、周りがまともな営業をする者ばかりやったら、ワシの言うような、えげつない人間は、どこにいとるんやとなる。

それを、ワシがサイトやメルマガでどれだけ強調しても、すべてに分からせることは不可能や。

それが、新聞社からやったら違う。ワシら拡張員、販売店は、基本的に新聞社の意向には逆らえんということがあるからな。

各新聞社とも、勧誘に関して寄せられる苦情のことは把握しとるはずや。それも、どの地域に集中しとるかまでな。

そういう情報と新聞社としての対策を公開すれば、悪質と呼ばれとる拡張員にも気付きが生まれると思う。こんなことをしとったら先がないとな。

悪質やという行為も、通用すると考えるからすることで、それがあかんとなれば、どんな人間でも止めるはずや。

それを分からせるのは、やはり、新聞社の力なくしてはできんことやと思う。

悪質な行為をしとる者には、それができにくい環境を作る。購読者には、その新聞社の姿勢を鮮明に打ち出して浄化しとるということを印象付けるということや。

そうなれば、タブーも自然になくなると考えるがな。タブーは隠し事から生ま
れる。

現在は、情報メディアにとって過渡期に差し掛かっとる。新聞が、これからも時代の牽引的な役割を担うつもりなら、時代の流れを正しく把握してほしいと思う。

今回は、いつになく、大上段に構えすぎたきらいはあるが、どこかで、一度、これを言っておきたかった。

そのきっかけが、今回の取材やったわけや。

読者から、早速、この掲載された件についてメールを貰った。その方は、偶然に書店で『週間ダイヤモンド』を手にされたらしい。


ハカセさん、ゲンさん、おめでとうございます!

週刊ダイヤモンド P.42 拝見しました。ついに、メジャーなビジネス誌にまで名前が出るようになってしまいましたね!

それにしても、メジャーな紙メディアにサイトのことが露出するというのは、どういう気分なんですか?「だんだん大事になってきて、かえって怖い」といったような心境でしょうか。


喜んで頂いたのは本当に有り難いと思う。ワシらも、まったく嬉しくないと言うたら嘘になるが、それほど手放しで喜べるほどとは考えてない。

それは、今回の取材は、あくまでも個人情報保護法に関して意見を聞かれたにすぎんと思うてるからや。

HPの数カ所で、それについて言及しとる内容が、たまたま、そこの記者さんの目に止まったというだけにすぎん。

このサイト自体の内容を取り上げてということやないやろからな。せやから、これを機に他からも同様の取材が続くとまでは考えとらん。

もっとも、新聞社が勧誘の問題についてタブー視することがなくなったら、また違うかも知れんがな。

最後にもう一度だけ言う。何でもそうやが、まだ確固たる地位のある内に自らを自浄するべきやと思う。

落ち目になって力が弱まれば、一気に周りから叩かれるのが世の常やと知ってほしい。

ワシらは、そのときになってその輪に参加するのは嫌やからな。


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