ゲンさんのちょっと聞いてんか

NO.12 私がM新聞の講読を止めたくなった理由……頑張れ小沢一郎さん


寄稿者 ともさん  投稿日時 2010.5. 1 PM 11:46


私は普通の一主婦です。現在、M新聞を講読しています。

この一年間、不信感を募らせるだけの新聞記事に嫌気を差しつつも、こんな見方もあるのかと、意見の違う物も見ていこうと自分自身に言い続けて新聞を読んできました。

しかし、それも限界で、昨今の偏った記事に憤りと怒りを覚え、新聞を見る事すら嫌になり、M新聞の講読を止めたいと考えました。

特に民主党の幹事長、小沢一郎さんについての偏向的な記事がひどすぎます。

小沢さんがまだ自民党にいた頃だったと思います。

小沢さんの発言に対し、M新聞の紙面ではその発言内容が間違っているのか正しいのかの検証や論評もなく、ただ、「この小沢発言にはこんな思惑があって・・」だとか、「この発言の裏には?」だとの誹謗中傷と思える記事ばかり目についていました。

私は、「この小沢一郎さんの発言内容は、一体どんな意味を持っているのか?」ということが、とても知りたくなり、多くの本を読みました。

難しい事は分かりませんが、小沢さんに対する否定的な本・小沢さん自身の本・小沢さんに若干好意的な本などを読んでいると、どんどん世の中が小沢さんの発言のように動いていて、この人は少なくとも多くの政治家の中で先見の明のある人だと確信しました。

そのため発言内容の正否について「?」すらない決めつけた記事が氾濫し、小沢さんを日常茶飯事のように叩いていても、どこか褪(さ)めた思いで新聞を読む事が出来ました。

でも、昨年、小沢さんの秘書、大久保さんが逮捕されてから話は違ってきました。

明らかに地検からだと思われる悪質なリーク記事を流し続けるだけで、裁判で少しずつ大久保秘書さんの無実とも思える情報が出てきても、そんな情報をM新聞で見る事はほとんどありませんでした。

今年の1・15の石川さんを含め3人の秘書の逮捕に至っても、同じ流れでした。

そんなM新聞(Y紙やS紙のほうがもっとひどいとの噂も聞きましたが・・)を見る度、悲しくなりました。

これは、私が一般的に言われる小沢ファンだからと言われれば、返す言葉もありませんが、あまりにも一人の人間を寄ってたかって叩くことしかしないM新聞は異常です。

確かに小沢さんは権力者ではありますが、家族もあり〈男の子3人いると書かれていましたが・・)その家族のことを思うと、たまらなく悲しい気持ちになりました。

子供達が学校でいじめられて来たのではないか? 奥様は、随分、心を痛めてきたのではないか?と。

それらを見ている多くの人たちは同じ日本人でありながら、テレビでも新聞でもラジオでも鬼の首を取ったかのように叩きまくっているこの状況に、どうして何とも思わないのか・・悲しくなりました。

推定無罪という言葉は一体何なのか?

多くのメディアでは菅谷さんの無実については、「何で冤罪を!」と、声高に責めながら、今ここにその冤罪を作っているかもしれない現実になぜ言及しないのか? 誰も気づかないのか?

開けても暮れても小沢=悪と垂れ流し・・・

小沢さんの罪が確定しているのなら、それは仕方ないかも知れません。しかし、どのような罪もまだ確定していないのです。

つまり、まだ罪にもなってない人を寄ってたかって攻撃しているわけです。これを誰も不自然なことだとは考えないのでしょうか?

そんな状況の中、こんな大人たちの世界で、本当に子供たちがまともに育って行くのだろうかと、疑問に思います。

これは、現在、子供たちの世界に蔓延している「いじめ」の構造そのものではないでしょうか?

子供は大人を見て育ちます。そんな大人たちの世界を見せつけられたら、一人の人間を意味もなく攻撃することが悪いとは子供たちも考えないでしょう。

むしろ、そうすることが正義のように考えるかも知れません。

今回、「M新聞を読みたくない!」と、決定的に思ったのは(もちろん毎週のコラムにある醜いほどの小沢さんへの批判も、正直いやでしたが、)確か長崎県知事選の朝刊の一面にあった川柳すべてが(記憶違いでなければ、20選近かったと思います)小沢さんの悪い印象を与える物でした。

これは明らかにM新聞側の意図だと思いました。あまりにも醜悪です。

それが選挙の日に・・しかも全部が・・・これは私にとって衝撃でした。

ここまでやらなくてはいけないのかと・・人を貶(おとし)める事を堂々と新聞を通して誰かが行っている! これが、現実の事かと本当に悲しくなりました。

新聞とは、国民に多くの情報を提供し、その中で個々の人達が自分の思った情報を選び、行動する大切な物ではないですか?

こんなに人を陥れようとしている新聞など、もう見たくもありません。

今回の検察審査会に小沢さんに対する不起訴不当の申し立ては、「在日特権を許さない市民の会」会長のSさんが一人で申し立てし、その場で正式に受理されたと、ご本人のブログ、2010年2月5日付の記事にそう書かれています。


Doronpaの独り言#main
2010年02月05日(金) 17時02分41秒掲載記事 より引用


平成22年2月5日(金)東京検察審査会に対して、民主党幹事長小沢一郎の政治資金規正法違反容疑での起訴を見送った東京地検特捜部の判断を不服として、不起訴処分の是非を問う申し立てを行いました。この申し立ては2月5日付で検察審査会事務局に受理され、来週明けに受理通知が届くそうです。

小沢一郎の不起訴処分が決定した2月4日、行動する保守運動参加各団体は宇都宮犯罪支那人射殺事件の控訴審(主催:主権回復を目指す会)、偽装結婚・不法残留者の取り締まりを法務省に求める抗議活動(主催:NPO外国人犯罪追放運動)、支那人へのビザなし渡航を求める観光庁への申し入れ(主催:日本の自存自衛を考える会)と午前中から連続で霞ヶ関での活動を行っていました。

観光庁への申し入れが終わった後、日比谷公園内のレストランで休憩を取り、そこで「小沢一郎が不起訴になりそうなので、不起訴になった場合は検察審査会へ不起訴不当の審査申し立てを行おう」という話になりました。このあたりの地理に詳しい方ならお分かりかと思いますが、日比谷公園を出てすぐのところに法務省・検察庁・東京地裁(裁判所の建物の中に検察審査会があります)が並んでいます。休憩時間を少し長めに取って16:20まで待っていましたが、一向に小沢一郎の起訴に関するニュースが流れてきません。17:00を過ぎると官公庁側が閉まってしまうため、やむを得ずいったんレストランから退出し検察審査会事務局へ向かいました。

検察審査会事務局では、審査申し立ての手続きについて説明を受けました。本来であれば告訴・告発人でなければ審査の申し立てはできないのですが、小沢一郎は国会議員という立場であり、なおかつ被疑事実も「政治資金規正法違反」という公金に関わる問題であるため、全国民が被害者という立場で申し立てを行うことができることを確認しました。(ただし、検察審査会側の判断によっては申し立てを却下する場合もあるとのことでした。)

これを受けて、5日の朝一で検察庁特捜部に連絡を入れて申立書の被疑者特定について話を伺ったところ、不起訴処分の正式な日付は2月4日であること、事件番号などについては記載しなくても小沢一郎という名前で事件特定は可能であることを教えていただきました。申立書の不起訴処分年月日と被疑者欄さえ記載していれば、事件番号(平成○年検第○号)、不起訴処分した検察官についてはこの件に関して特に記載する必要はないとのことでした。

以上の説明を受けて書式を整え、本日13時過ぎに東京検察審査会事務局を訪れて申立書を提出し、その場で正式に受理されました。

不起訴決定後、極力早く審査申し立てを行いたかったため、今回の申し立ては桜井一人だけで行いました。小沢一郎という巨悪を眠らせてはいけないこともありますが、外国人参政権実現のために誰よりも積極的なこの民主党大物政治家の動きを止めなければならないからです。一連の小沢ショックとも呼べる政局の中で、外国人参政権問題は一時期に比べてかなり下火になってきた感があります。しかし、同問題の中心にいる政治家が不起訴になったことで、またぞろ外国人参政権法案の国会上程を目指した動きが加速する可能性があるのです。

突進する野獣に小石を投げる程度に過ぎないかも知れませんが、今できる範囲の精一杯として検察審査会への申し立てを速攻で行いました。こちらも気を緩めることなく外国人参政権法案、そして人権擁護法案をめぐる動きを注視し、必要と判断したときは果断速攻で行動を起こしていきたいと思います。

参考までに1.検察審査会への申立書、2.被疑事実・不起訴を不当とする理由(審査会へ提出した書面)を以下に紹介いたします。


と、書類のコピーまで貼られています。

そして、結果が先日の検察委員会による11名全員による起訴相当ではないですか?

また、そのブログに書かれている小沢さんに対する申し立て理由は、小沢さんが不起訴になった事で外国人参政権法案の国会上程を目指す事を阻止する為と書かれています。

こんな事をどこのマスコミも知らせないではないですか?

起訴理由になんら関係のない理由が申し立ての大きな理由であり、たった一人で申し立てを行い、その場で正式に受理された!と。

一人の人間の罪を調べる為に一年を要し、全ての証拠を差し押さえ結局何も罪が問える材料が出てこない事での不起訴が、そんなたった一人の思惑で、起訴になる確率が高くなる・・。

ただ罪を作りたい人の思いだけで、この国の犯罪者が作られるというのが実状だということになります。

純粋に小沢さんの罪を問いたいというのなら、それも分からないではありません。

しかし、本来の目的は別にあり、その目的を遂行するために小沢さんが邪魔だから、そうしたと広言していることを問題にしないというのは異常すぎます。

こんな怖いことはありません。

一体何の為のメディア・マスコミですか?

正義も公平もないことは国民にとって大きな不幸です。

ゲンさんの嘆き』のトップページ で「何事も一方からの見方だけでは真実は分かりません」と言っておられるのは、まったくそのとおりだと思います。

なぜ、それがM新聞はじめ、多くのマスメディアの方たちに分からないのでしょうか?

こんなに偏った情報や公正で公平でない情報を垂れ流しされて、冤罪があちこち出てくる社会は、決して健全ではないと思います。

今の私が出来る事は本当にこの日本をよくしてくれる人を支援していくことだと思っています。

私にとって、それが小沢一郎さんなのです。

M新聞などのマスコミや一部の人の思惑などに負けないで日本のために頑張ってほしいと思います。

マスコミなどにはけっして取り上げられることのない私たちのような支援者も数多くいるはずですので、負けないでいただきたいです。


読者投稿 小沢一郎さんは完全に無実です

投稿者 Y.Yさん  投稿日時 2010.5. 6 PM 6:31


私も、「とも」さんの意見に賛同します。

小沢一郎さんは完全に無実です。まさに、今、えん罪が公然と作られようとしています。

その証拠として、下記のブログ記事での記述がすべてを語っていると思います。


Electronic Journal

2010.05.04

●「期ずれは過失でも虚偽でもない」(EJ休日特集号/002)」より引用。


 少し法律論を展開しますが、誰でもわかるように平易に記述します。まず、前提とすべきは、この小沢事件が起こった当時、政治資金で土地を購入することは禁じられていなかったということです。

 マスコミは小沢氏だけが土地を購入していると書いていますが、事実と異なります。自民党はもとより他党の多くの議員が政治資金で土地を購入している事実があるのです。

「政治団体」とは何かについて論ずる必要があります。「オリーブ─X!ニュース」をそのまま引用します。ちなみに「小沢一郎」は通称であり、政治団体代表名は「小澤一郎」です。


1.政治団体は、所謂、【権利能力無き社団】という法的立場にある。
 
2.権利能力無き社団においては、政治団体名義あるいは政治団体代表者肩書き名義での土地登記権限が無い。( 判例も同じ)
 
3.したがって、権利能力無き社団においては、その代表者個人名義ないし構成員共有名義にて登記する。
 
4.しかしながら構成員の変更に伴い持分争いが起きることから原則として代表者個人名義にて登記することになる。
 
5.即ち、陸山会は本件【権利能力無き社団】に該当し、それが如何に著名な政治団体の代表者であっても登記をなすことが出来ない。
      
──5月2日付、「オリーブ─X!ニュース」より


 小沢氏の政治団体である陸山会は、ここでいう「権利能力なき社団」に該当し、土地を買っても登記はできないのです。

それではどうすればよいのか。それは「代表者個人名義」、すなわち、「小澤一郎」名義でしか登記はできないのです。
 
しかし、方法はあります。その手続き──土地の登記手順を具体的に説明します。


1.まず、陸山会は、土地購入資金に該当する金額の定期預金をつくる。これには小沢氏の個人資金が使われている。
 
2.この定期預金を担保にして、個人小澤一郎が「銀行より土地代金の融資」を受ける。
 
3.個人小澤一郎は、その融資を原資として、不動産の所有者に対して地代を支払う。この時点では、土地は個人小澤一郎が地主に土地代を支払っている関係でしかない。
 
4.個人小澤一郎は、土地を登記する。これによって、個人小澤一郎は土地の所有者となる。
 
5.所有権が確定した個人小澤一郎は、その所有権に基づき、土地利用権が陸山会に帰属することを明示する契約を陸山会と交わす。
 
6.その契約日をもって陸山会は、土地代金相当を個人小澤一郎に支払い、同時に土地を陸山会の資産として計上する。


 上記1〜5までは陸山会は支出が発生していないのです。したがって、2004年(平成16年度)の陸山会の収支報告書には土地取引の記載はないのです。しかし、土地代金に見合う資金の約4億円は、「資金繰りとして借り入れた借入金」として、小澤一郎が明記されているのです。その借入金は土地取引問題と関連していますが、その構成要件ではないのです。

 それでは、2004年10月末に行われた東京都世田谷区深沢所在の土地取引は何であったのかというと、陸山会にとっては、その土地を押さえる手続き上のプロセスに過ぎないのです。この時点では登記も個人小澤一郎との契約もできていないので、それができた時点で行うこととして、2004年度陸山会政治資金収支報告書には記載されず、契約ができた2005年度に正しく記載されたのです。これが「期ずれ」の原因です。何が問題なのでしょうか。

 つまり、「期ずれ」は小澤事務所の過失でも虚偽記載でもなく政治資金で土地を購入するための必要な手続きにおいて、必然的に発生するものなのです。

 したがって、何ら政治資金規正法に違反していないのです。

 いつも不思議に思うことがあります。それは、民主党には枝野氏をはじめとして、多くの弁護士がいます。つまり、法律のプロがごろごろいるのです。

 そういう人たちは、小沢幹事長に「辞任せよ」とか「説明責任を尽くせ」という前に、なぜ、事実関係を調べないのでしょうか。

 別に小沢氏に聞かなくても、公開されている情報を調べれば、誰でもわかることです。まして弁護士ならそういう事実関係は掴めるはずです。

 その事実関係は以上の通りなのです。党としての調査の結果、問題がないとわかれば、民主党に対する不当な議決であるとして、堂々と反対意見を述べてもいいのではないでしょうか。
 
 ところが、そういう前向きの努力を一切しないで、しめたとばかり小沢氏の足を引っ張る。実に見苦しいです。

 政権運営がさまざまな点でもたついているのは仕方がないでしょう。まだ一年経っていないのですから。慣れていないの一言に尽きます。

 国民も性急過ぎると思います。民主党の小沢氏と距離を置く人々は、政権交代までは小沢氏を利用し、それが実現したいまは小沢氏は追い出そうとしているのではないでしょうか。

 本当に小沢氏が悪いことをしたのであれば、それは許されることではありません。しかし、ネットなどから情報を集めて分析をする限りにおいて、小沢氏はご本人のいう通り、法律を犯すことは何もしていないのです。

 それなのに、なぜこれほどバッシングされるのでしょうか。その罪はマスコミにあります。

 たとえ検察がおかしなことをしても、マスコミが健全であればそれは是正されます。それがマスコミの使命であると思います。


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