ゲンさんのちょっと聞いてんか

NO.14 三重県の県営住宅のペット飼養禁止及び動物処分の措置に反対する署名にご協力ください


寄稿者 森さん  投稿日時 2010.8.22 PM 1:30


2010年5月、三重県の県土整備部住宅室は県営住宅住民を対象に飼育調査を行いました。

ペットの飼育が確認された住民は「ペットを移動するか、住居を立ち退くか」の二者択一の誓約書を提出するよう求められています。

ペットの処分期限は住民が任意で記入できるようになっているものの、口頭で3ヶ月の猶予期限を申し渡されています。

県内には約3,000戸余りの県営住宅があります。少なくとも1割以上の家庭でペットが飼われていると推認されます。

多くのペット飼育者は他で生活できる余裕がなく、ペットの里親を探そうにも、きわめて難しいのが実情です。

それにも関わらず、ペットを処分するか、立ち退くかを迫られているわけです。

この措置が強行されれば貧困な住民が路頭に迷うことになります。やむを得ず保健所に持ち込めば愛するペットは、ほぼ確実に殺処分されます。

それを避けるためにペットを泣く泣く捨てる人も現れ、動物愛護法上の犯罪を犯す状況に追い込まれることも予想されます。

現在、東京都や大阪市をはじめ、多くの公営住宅において、ペットは全面禁止ではなく、建物に損害を与えたり、近隣に迷惑をかけたりしないように適切な飼い方を求め、飼養動物との共生を認めつつあるという方向にあります。

三重県の県土整備部住宅室のやっていることは、その流れに逆行するものです。

今回の措置について、当方の植田勝博弁護士から三重県知事、野呂昭彦氏宛てに『県営住宅のペットの命の助命と動物との共生を求める申入書』を内容証明郵便で提出しておりますが、併せて、一人でも多くの方の「署名」を求めています。

現在、すでに誓約書を提出させられた人もおられるということもあり、とても危機感を募らせている状況です。急ぎ、三重県内の方の賛同をお願いしたいと思っています。

つきましては、「署名運動」にご賛同していただける方は下記まで、ご連絡くださるよう切にお願いします。


平成22年8月22日

迷惑をかけないペットの飼い方を推進する会

グリーンNet  「グリーンNet」は、みんなで、人と動物が共生できる街づくりを考えます。

代表 森 E-mail d-kaiho@onyx.ocn.ne.jp


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