ゲンさんのちょっと聞いてんか

NO.15 悪徳と思われる業者からの勧誘電話に対する撃退法について


寄稿者 アスターさん  投稿日時 2011.3.23 AM 11:50


日曜の昼間に自宅にいましたら、とてもしつこい電話勧誘がかかってきました。

電話の主は、私の住所、電話番号、氏名を把握した上で掛けてきたようでした。

商材は、マンション経営に関する内容なのですが、核心を一向に明かさず、とにかく長々と話を続けるばかりでした。今思うと、それが当初からの相手の作戦だったようです。

もちろん、まともな会社ではないとすぐに察知し、一旦は、電話を一方的に切りましたが、すぐにかけ直してきました。

そして、悪びれる様子もなく、「どうして切るんですか?」と問い詰めてくる始末です。

こちらが法律の話を持ち出したり、「警察」という単語を出しても、火に油を注ぐ始末です。

先方には、問答を想定したマニュアルがあるようで、こちらが何を言おうが、逐一、揚げ足を取ってくるような話を展開してくるのです。

私は、通話の最中、なんとか冷静さを保ちながらも、相手の狙いが何なのか全く読めないでいました。

ともかく会話をしながら、これでは埒があかないと考えていたところ、ナンバー・ディスプレイに番号が表示されない発信元(スカイプのようなネット経由の電話)だったので、ふと、相手の電話番号を聞き出してみようと思いつきました。

それが後に、警察に訴える場合の証拠にもなると考えたからです。

私が先方に対して主張したことは、次のようなことです。


・そちらの電話番号がわからないので、何を言われようが、会社名すら信用できません。素性のわからない方とは何もお話できませんので、一旦電話を切って、こちらから電話をかけ直させてください。

・固有の電話番号を確認することが、信用の担保になるからです。

・こちらが電話を掛けずに放っておいたら、そちらからまた掛けてくるでしょう? 私は、あなたから逃げられない状態ですから、必ず電話しますよ。

・電話代はこちらで負担します。

・「電話番号を言えないなら、まっとうな会社でない」というのは小学生でもわかることですよね?


狙いは的中しました。

さすがに、こういった問答まではマニュアルにないようで、相手はかなり焦っているようでした。

自分たちがしつこく何度も電話を掛ける姿勢がアダになったわけです。

それ以後は、相手が何をしゃべろうとも、こちらはそれを遮るように「電話番号は?」「早く教えなさい」等のセリフを何度も繰り返して、会話そのものが成り立たないようにしました。

挙げ句の果てには、「インターネットで社名を調べてくれ」とか言っているようでしたが、こちらは聞く耳を持たないようにしました。

そして、そうこうしているうちに電話は切れました。

ちなみにこの撃退法は、一旦こちらから無理矢理でも電話を切って、相手がもう一度掛けてきた後で有効になります。


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