メールマガジン・ゲンさんの新聞業界裏話・バックナンバー

第164回 ゲンさんの新聞業界裏話

発行日 2011.7.29


■ゲンさんの深イイ話 メルマガ編 Part 3


前回の『ゲンさんの深イイ話 メルマガ編 Part 2』から、ほぼ1年が経った。

この『メルマガ編』と『Q&A編』(注1.巻末参考ページ参照)は、年に2、3回掲載していてシリーズ化しとるものや。

これは、2年前、ある読者の方から、


このサイトでのゲンさんの数々のお言葉や名言、とっても「深い〜」ですよ。色々なページに良いことが沢山書かれています。

「1分間のいい話」が沢山つまっています。私もゲンさんの名言パクッて番組に投稿しちゃおうかな。全員「深い〜」で5万円ゲットー!


と言うておられたのを真に受けて、ちょっとワル乗り気味に島田紳助氏の人気番組『人生が変わる1分間の深イイ話』から取ったバクリの題名や。

ワシの言うたことが本当に深イイ話かどうかは別にして、多くの読者の方々から「感銘を受けた」、「ためになった」と言うて頂いているのは事実や。

そういうものを中心に集めてはいるが、ワシらの独断と偏見で選んだものも多い。

せやから、中には「う〜ん」というのもあるはずやが、皆さん心やさしいのか、それについての批判的なコメントは今のところない。

これの前身は旧メルマガ『新聞拡張員ゲンさんの裏話』の中で掲載していた『ゲンさんの名言集』シリーズ(注2.巻末参考ページ参照)で、これも読者の希望で始めたものやった。

新旧合わせてその総数は計612撰にもなる。我ながら、その多さに驚く。

これを発表するときにいつも思うことやが、そのすべてを覚えとらんから、ワシがホンマにこんなことを言うたんやろうかというものも多い。

ワシ自身が「へぇー、ええこと言うなあ」と感心するほどやさかいな。

まあ、それにはハカセのおかげというのもある。ワシの発した言葉を実に巧みにそれらしく文章化しとるさかいな。

ただ、それだけ数があると、同じようなものが重複しとるのが普通やが、それらについては厳しく選別をしたから、それはほとんどない。はずや。

今回、これを初めて見られる方もおられると思う。

あまり期待されても困るが、その方々に何か感じて頂ければ、それに勝る喜びはない。

それでは始めさせて頂く。


ゲンさんの深イイ話 メルマガ編 Part 3  50撰


その場を助かりたいがために、その自白をすれば、今度はその一生が助からんようになる。(第101回より)


他人に強要されて、それに従わされるというのが死ぬほどワシには我慢できんさかい、そういう相手とは、とことん戦うという気持ちを常に持っている。(第101回より)


営業員たるもの、成約になるチャンスがあれば、例え燃え盛る火の中であっても飛び込むくらいの気概がなかったらあかん。(第104回より)


確定しないものには、推論を働かせるしかありませんからね。(第106回より)


何でもそうやが、やる気がなければ、そのための意識を持てと言うても無駄やし、どうにもならん。(第107回より)


どんなに崇高な名言を吐く人間より、それを活かせることのできる人間の方がはるかに偉いのやと知っといてほしい。(第107回より)


褒め言葉と言えども、細心の注意が必要になる。(第107回より)


「お世辞トーク」に反論は禁物やさかいな。営業の場では、すべてを是とせなあかん。自分の意見は殺す。それが絶対の条件になると心得とくことや。(第107回より)


年長者が、若い人に対して優位、上から目線で話してもええのは、その若い人を教え導く立場にある、またはその若い人自身がそう願う場合くらいなものや。単に長生きしとるから目上やと考えるのは愚の骨頂、アホとしか言いようがない。(第107回より)


姿形など関係なく、人はその道に秀でれば必ずヒーローになれる可能性がある。
(第109回より)


一つの事実は百の言い訳に勝る。(第112回より)


説得のしようのない相手には、その要求を拒否して、世の中には、そんな我がままは通用しないということを教える必要がある。(第115回より)


人に喜ばれ、人の役に立ち、人へ奉仕する。そのための商品とサービスを売り込む。それが本来の営業のあるべき姿やと思う。(第117回より)


真実は、最後には勝つ。そうでないとあかんわな。(第120回より)


営業マンは、いついかなるときでも、利用しうる条件、状況は常に把握して、それを最大限活かす方法を考えなあかん。チャンスがあれば、どんなチャンスも逃すなということや。(第121回より)


一つの事が既成事実としてまかり通るようになると、それは際限なく拡がり、歪んだ権力として成長していく。(第123回より)


歴史が消えることはない。また、その中にある有意義な教えは消すべきやない。(第124回より)


数千年の年月は、一人の人生では経験不可能なことやが、その古典故事にはその叡智が凝縮されとる。それを学んだ人間は、その数千年の歴史と生き方を知り、その教えを会得できる可能性があるわけや。(第124回より)


ただ単にお互いを攻撃したり、非難したり、また強硬な姿勢で敵対したりするだけでは何の解決にもならん。泥沼に嵌り込むだけや。(第125回より)


人は、なかなか己の非を認めるようにはできてないということなんやろうな。
(第126回より)


雑談は雑談を交わす人間の数だけ存在する。(第127回より)


理論と実践の違いは大きい。人には、頭で納得したことを、そのまま活かせることのできる人間と、やろうとしても、なかなか、それができん者の2種類のタイプがある。(第128回より)


何事もマイナス思考の分だけブレーキがかかる。(第128回より)


人の生きる道は一つやない。一本の道しか見えてなかったら、その人間にとっての道は一本しかないが、その気にさえなれば、いくらでも脇道はあるし、見えるもんや。(第128回より)


運とか道というものは、その本人が何とかしたいと強く念じるからこそ、それと分かり見えてくる事であって、棚ぼた式に現れるものやない。(第131回より)


人は、能力のあるなしについての適正な自己判断は、なかなかできにくいもんやさかいな。どうしても自身に対しての欲目というのが働く。できんことでも、やればなんとかなると考え自身を過大評価しがちになる。それでは適性を見極めるのは難しい。(第131回より)


何かをする場合、時間がないというのは単なる言い訳にしかならんと思う。時間というのは、すべての人に平等に与えられとるもので、その使い方はそれぞれや。何に時間を使い、かけるのかというのは、その人の優先順位で決めるしかない。(第131回より)


人は、自分の置かれた立場を中心にして考える習性があるが、冷静になって考えれば、自分の日常や常識は他人にとっては非日常、非常識というのはいくらでもあることやと分かるはずや。(第131回より)


環境は人を変える。その中にいると、悪い事をしているという感覚が薄れ、麻痺していく。(第132回より)


表現の自由、言論の自由とは言うものの、それは自制の上に成り立つものやなかったらあかんと思う。(第132回より)


自殺を仄めかす友達がいたら、取り敢えず何でもええから約束をさせろ。それで、実際に自殺を思い止まることが多い。(第133回より)


何でも秘密にするというのは、どうかとは思うが、知らんでもええことを知らされるというのも、勘弁してほしいという気になるもんや。(第134回より)


若者と違い歳を食うた者に残された時間は少ないから、そうのんびりと構えるわけにもいかんがな。(第135回より)


人の優劣とか人格、品性、人間性の善し悪しに年齢は関係ない。(第136回より)


人間にとって、何が起こっても生きている限りは最良も最悪もないということや。あるのは、それぞれが、どう考え思うかで変わるだけのことでな。(第136回より)


悲観論をかざして未来を憂うというのは愚の骨頂や。(第136回より)


小さな水滴のひとしずくであっても、落とせば、どんなに広い湖面といえども、その波紋は必ず拡がっていく。(第138回より)


自らの必要とする情報は自ら探し出す努力をせんと見つけられる可能性は少ない。(第141回より)


そこにどんなええ事が書かれていようと、いかに役に立つ話であろうと、それを理解して実践せんことには、それはただの絵に描いた餅にしかならんと言うとく。(第141回より)


すべては生きてきた証や。(第142回より)


どんな本でも、その読み手により、その値打ちが違う。(第144回より)


自分たちの身は自分たちで守る。その魔の手から逃れる方法は、隣近所で協力し合うしかないと知ってほしい。もう、「隣は何をする人ぞ」といった無関心さでは生き辛くなると。(第145回より)


人は善を行う方が、悪を行うより数段、心の高揚と充実感、達成感、喜びを味合うことができるようになっている。(第146回より)


危機に直面し究極の選択を迫られた場合、または窮地に置かれた場合、その人間の本性が分かる。(第146回より)


素晴らしい行いをする人が素晴らしいのは当然やが、それに匹敵するのは、その事実を知らせる行為やと考える。(第146回より)


恐怖が恐怖を呼び、新たな恐怖を生む。(第147回より)


世の多くの営業主体の企業がそうであるように、売り上げが減ったからといって営業の経費を節減するという手法を採れば先細りして、売れるものも売れず、結局は倒産ということになるだけなのやが、その愚に気がつかんのやろうかと思う。(第148回より)


極端な変化は必ず大きなリスクを伴う。(第148回より)


何かの苦情を相手に伝える場合、一番考えなあかんことは、あんたにとってどうなればええかということや。(第149回より)


起きたことを悔やんでも仕方ない。人はそれを教訓として前に進むしかない。(第150回より)


どうやったかな。

何か感じて頂けるものがあったら嬉しいが、それはぞれぞれの感性に任せる。

それでは次回は、いつになるか分からんが、時がきたらまた掲載するので、それまで待っていてほしいと思う。



参考ページ

注1.第99回 ゲンさんの新聞業界裏話 ゲンさんの深イイ話 メルマガ編 Part 1

第102回 ゲンさんの新聞業界裏話 ゲンさんの深イイ話 メルマガ編 Part 2

第54回 ゲンさんの新聞業界裏話 ゲンさんの深イイ話 Q&A編 Part 1

第73回 ゲンさんの新聞業界裏話 ゲンさんの深イイ話 Q&A編 Part 2

第143回 ゲンさんの新聞業界裏話 ゲンさんの深イイ話 Q&A編 Part 3

注2.第196回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ゲンさんの名言集 サイト編 Part1

第197回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ■ゲンさんの名言集 サイト編 Part2

第199回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ゲンさんの名言集 メルマガ編


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