メールマガジン・ゲンさんの新聞業界裏話・バックナンバー
第260回 ゲンさんの新聞業界裏話
発行日 2013. 5.31
■ビジネスセミナーおよび講演会開催の告知について
前々回のメルマガ『第258回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■ビジネスセミナー等を開催するつもりはありませんか?』の中で、読者の方から、
『ゲンさんやハカセさんはビジネスセミナー等を開催するつもりはありませんか?』というメールを貰ったという話をした。
それに対して、ワシらにビジネスセミナーを開催するのは難しいということを説明し、やんわりと断った。
しかし、それでは身も蓋もないという思いから、業界関係者を中心にビジネスセミナーを業務の一つとしてやっておられる「NEWSコンサルティング株式会社」(注1.巻末参考ページ参照)の代表取締役 須田一美氏を、そのメルマガ誌上で紹介した。
須田氏は、神奈川で名の通った拡張団に所属してトップ営業マンとして活躍されておられ、年収3千万円を稼がれていたというカリスマ拡張員やったお人や。
また、去年、2012年8月31日に発行した当メルマガ『第221回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■新聞営業専門書『セールスの生現場は新聞屋に学べ』について』(注2.巻末参考ページ参照)で紹介した書籍の著者でもある。
その書籍を読まれるだけでも十分参考になるとは思うが、その生の声を聞くことで、さらに得られるものも多いはずや。
メールを送って来られた読者も『文字だけの世界になりますので書かれているトークの喋り方の感覚がわかりません』と言うておられたが、実際のセミナーは、その点の心配はないさかいな。
そのセミナーに参加されたら必ず勉強になり、得るものが多いのは間違いないと思う。
その後、須田氏とハカセが話し合ったところ、ひょんなことから事態は思わぬ方向に進み、二人でコラボしてセミナーと講演会の開催を計画しようということになった。
須田氏がビジネスセミナーを担当し、ハカセが業界事情やサイトに寄せられた裏話を中心にした講演をするというものや。
今までそういうのは、どこにもなかったさかい、面白い企画になるはずやと。
またそうなるように頑張ろうと須田氏とハカセは意気込んでいる。そのセミナーに来られた方には損はさせないと。
業界関係者の方々は新聞社や販売店組合、各セールス団体などの研修会に参加されているということもあり、同程度の内容ものと考えられるかも知れんが、ハカセたちは、それをさらに一歩前進させたものにしたいと言うてた。
「ここだけでしか知り得ない情報、営業テクニックなどを提供したい」と。
ハカセはもともと新聞社や特定の業界団体とのつながりは希薄やさかい、歯に衣を着せぬ調子で話すことができる。
それでも、あまり過激なことは言わんようにとは一応、釘を刺しておくがな。
須田氏らも今回は依頼されてのセミナーやないから、開催主に対して気遣いや配慮する必要性も薄いので自由に発言できると言うておられた。
ただ、二人でコラボしてセミナーと講演会の開催を計画するとは言うても考えなあかんこと、クリアせなあかんことが山積みやった。
話す内容はそれぞれ豊富にあるから、その点での心配はない。
むしろ、時間内にどれだけの話を盛り込めるか、その方が心配やとハカセは言うてた。時間配分が難しいと。テーマを決めて話しても脱線するのやないかと。
ハカセは文章を書くのなら少々長文になっても、それなりにまとめられるが、事、話すとなると、途端に怪しくなる。
話し出したら止まらんようになるたちの男や。元来、文章を書くより人と話すことの方が得意というか、好きな人間やさかいな。
支離滅裂とまでは言わんが、話があっちこっち飛ぶのもそれほど珍しいことやない。奴さんにとって話す内容など、おそらく無限にあると考えとるはずや。
もっとも、ちょっと練習すれば問題はないはずや。また、それを指導してくれる、その道の専門家とも懇意やさかい、何とかなると思う。
その点、須田氏は違う。その道のプロやさかい危なげない。また、須田氏はもう一人応援の講師を参加させてくれると言うてた。セミナーを充実させるために。
その応援講師というのは、米山かずあき氏といって須田氏とは、また別の意味での専門家やという。
それにより、お互いの役割分担ができるさかい、幅広い読者の役に立つはずやと思う。
須田氏と米山氏が主にビジネスセミナーを担当し、ハカセが業界事情やサイトに寄せられた裏話を中心にした講演をするというものや。
ビジネスセミナーには、須田氏の「トップセールスのマル秘テクニック(仮題)」と、「NEWSコンサルティング株式会社」の主席コンサルタント、米山かずあき氏による「職場の人間関係・モチベーションの在り方(仮題)」を予定している。
ここで、その須田一美氏と米山かずあき氏の簡単なプロフィールを紹介しとく。
須田一美氏
平成12年7月、神奈川県大和市の読売新聞セールスチーム「テムジン」にてセールス活動開始(業務委託契約)。9年3ヶ月間在籍し班長、セールス教育担当を歴任。
後に千葉県松戸市に販売店22店舗を有する株式会社椎名グループ「松戸開発」に所属。椎名カレッジ講師、ミニ販売会議インストラクターを経て十数年にわたる経験と実績を活かし、コンサルタントとして独立開業。
著書に「こんなコト誰も教えない! セールスの生現場は新聞屋に学べ」(市田印刷出版)がある。(日本工学院電気工学部 卒)
米山かずあき氏
大手化粧品会社にて、研究開発から教育・営業と幅広い部門を経験。社内でのマネージャー、セミナー企画、クレーム処理の実績を活かしコンサルタントへ転身。
セールススキルをはじめ、職場の人間関係・モチベーションの在り方・クレーム対応術などに高い評価を集め、数多くの企業で実践的な指導実績を重ねている。(東京理科大学理学部 卒)
須田氏については以前のメルマガの中で話したことがあるので、ここでは割愛させて貰うが、米山かずあき氏については初めてなので、その人となりを簡単に説明しとく。
ハカセは、一度だけやが須田氏と共に米山氏とも話したことがあるという。
そのときの米山氏の印象は、知的で、もの静かな雰囲気の学者タイプ人やとハカセは言う。
須田氏は勢いのある話し方で、米山氏は静かに語りかけてくる人だと。
いずれも抜群の説得力を持っておられ、その道のエキスパートというのがよく分かると。
ちなみに、ハカセは「HPゲンさんの嘆きについて・HP上では言えないここだけの話(仮題)」の講演を予定しとるようや。
須田氏らの常の活動は、全国紙・地方紙・系統会・青年部・青年会・販売店などの依頼により、講師として招かれセミナーを行うスタイルやという。
そのため通常は、講演料のみを須田氏側が受け取り、交通費、宿泊費、会場費などは主催者側に負担して貰っているとのことや。
ただ、今回は須田氏とハカセの共同主催ということもあり、そのすべての負担をする必要がある。
そこで問題となるのが、講演参加料金の設定や。参加料金は安いに越したことはない。その分、人も集まりやすいさかいな。
しかし、赤字を出してまですることはできん。せめてペイできる程度は必要や。できれば年に1、2回程度は継続して開催したいと考えとるさかいな。
その料金を設定する際に重要なのが、参加者が何人集まるかということや。それによって料金が違うてくるさかいな。
正直言うて、ハカセは、そういうのを一からプロデュースしたことがないので見当もつかんという。
昔、ハカセは、ある環境保護団体の支部長をしていたときに、市民会館などの比較的大きな会場を借りて仕切ったことがあるとのことやが、それには常時千名程度集まっていたし、マニュアルも確立していたので会場の手配とか告知、警備さえしっかりしていれば、さほど問題はなかったようや。
ちなみに、その際の講演参加料は2千円程度やったが、さすがにそこまでの参加者は期待できんやろうから、その参加料では無理やと思う。
そこで須田氏の経験と実績を参考に、セミナー、および講演会の案内を作成してみた。
第一回めは関東での開催を予定している。
尚、当初は業界関係者、一般読者と別けて行うつもりやったが、参加者に制限は設けないことにした。
それでは、まずはその案内を見て頂きたい。
『新聞拡張員 ゲンさんの嘆き オフサイト・セミナー(仮題)』
開催予定会場 東京国際フォーラム内 東京都千代田区丸の内3-5-1
交通 山手線JR有楽町駅 国際フォーラム口下車徒歩1分。
開催予定日時 平成25年9月8日(日曜日)午後2時〜午後5時頃まで。
参加資格 当メルマガおよびサイト読者(業界関係者、一般読者の参加自由)
セミナー、および講演参加料 10,000円。 完全予約制。
参加受付開始日 平成25年6月15日より。
締め切り日 平成25年6月30日まで。
申し込み方法 予約受付用のフォーマットから(フォーマットは参加受付開始日までに、当メルマガ誌上、およびサイトのトップページに設置)
講師(順未定)
須田一美「トップセールスのマル秘テクニック(仮題)」
米山かずあき「職場の人間関係・モチベーションの在り方(仮題)」
白塚博士「HPゲンさんの嘆きについて・HP上では言えないここだけの話(仮題)」
当日進行予定表
13:40 受付開始 入場
14:00〜14:05 開 会 主催者あいさつ
14:05〜15:05 第一講師
15:05〜15:15 質疑応答
15:15〜15:20 小休憩
15:30〜16:30 第二講師
15:30〜15:40 質疑応答
15:40〜15:55 休 憩
15:55〜16:55 第三講師
16:55〜17:05 質疑応答
閉会の挨拶
懇親パーティー案内
終了
17:30〜19:00
懇親パーティー(希望者のみ 立食飲み放題 別途費用6,000円)
その他、参加者特典などを検討中。(参加受付開始日までに、当メルマガ誌上、およびサイトのトップページにて発表)
尚、このセミナーおよび講演会について、ご希望、ご意見、ご質問のある方はハカセまでお問い合わせください。
白塚博士 Mail hakase@siren.ocn.ne.jp
と、こんな感じや。
『参加受付開始日 平成25年6月15日より』、『締め切り日 平成25年6月30日まで』としたのは開催予定会場である東京国際フォーラムで会場を確保するには2ヶ月ほど前には予約せなあかんからや。
当然やが、予約するには人数の把握が絶対や。何人来るか分からんでは会場を先に抑えとっても意味がないさかいな。また、どの程度の会場を押さえていたらええのかも分からん。
予約が2ヶ月前までということを考慮して、開催日時を『平成25年9月8日(日曜日)午後2時〜午後5時頃まで』としたわけや。
ちなみに、翌日の9月9日は新聞休刊日やさかい、新聞販売店関係者の方が来られやすいということもある。
ただ、新聞拡張団に所属されておられる方は休みを取って貰うしかないがな。間違うても、その時間だけサボって来られるのだけは止めてや。
一般読者の方は休日の人が多いさかい、それほど問題はないと思う。
午後からの開催にしたのも関東一円から来られる人に配慮したというのもあるし、万が一遠方から来られるという奇特な人がおられても間に合う可能性を考えてのことや。
ちなみにハカセは現在も三重県に住んでいるが、名古屋から新幹線に乗った場合、午前8時に家を出れば正午には東京に着くというさかいな。
それより遠い人は、そんなお人がおられての話やが、それよりも早く出発されることや。
まあ、実際にそういう人がおられたら遠慮なく相談して欲しい。いろいろと手はあるさかい。
正直言うて、ワシらには、どのくらいの人たちが集まってくるのか、まったく分からん。多いのか、少ないのかの見当すらつかん。
それは、専門家である須田氏も同じやという。
ネットでの呼びかけに、とれだけの人が応じてくれるのか想像もできないと。こういったケースでのセミナーは初めてやと。
『セミナー、および講演参加料 10,000円』を高いと感じる人もいれば、その程度ならと考える人もいとるやろうと思う。
ちなみに、一般的に「東京国際フォーラム」あたりで行われている講演会では
講師が1人で1時間〜1.5時間くらいのセミナーで参加者1人につき5,000円程度が相場とのことや。
ハカセらのように講師3人で、午後2時〜午後5時頃までの約3時間と長く、参加者1人につき15,000円程度というセミナーが多いとのことやが、それでは高すぎて集まりが悪いのやないかということになった。
そこでぎりぎりの採算ラインとして、「セミナー、および講演参加料 10,000円」での開催ということにしたわけや。
参加者が多いと予想できるのなら、もっと安い価格設定でもええわけやが、そんな希望的観測で主催するわけにもいかん。
『セミナー、および講演参加料 10,000円』が高いという人には、その内容で満足して貰うしかない。
ハカセが『HP上では言えないここだけの話』と銘打ったのは、そういう意味からや。本当にHP上では言えない、誰も知らない話を交えてするつもりやと。
先日、サイトのQ&Aで『NO.1227 乙武洋匡氏のツイート上での発言問題について』(注3.巻末参考ページ参照)という読者からの質問の回答をアップした。
それは、ネット上のツイッターで思わず「つぶやいた」ことにより大きな騒ぎになった事の是非に関してのものやが、ネット上では言えない、言ってはいけないことがあると再認識させられた出来事でもあった。
もっとも、ネット上での失言によって政治家や有名人のブログやツイッターなどが炎上したり、批判の的になったりする例は、特段珍しくはないがな。
講演会の壇上であっても政治家や有名人の発言は、その内容次第ではやり玉に上げられることもあるが、ハカセならその点の心配はなさそうに思う。
知る人だけが知るというコアな存在やさかいな。例え過激な発言があったとして、それを新聞や週刊誌が取り上げることはないやろうと思う。
取り上げたところで、「誰やねん」ということにしかならん。そんな無名の人間の発言を新聞や週刊誌が取り上げることは、まずない。ニュースにならんし、記事にしても売れんさかいな。
新聞や週刊誌は政治家や有名人にとっては怖い存在でも、一般の名もなき人間にとってはどうってことはないということや。
それに、いくら『HP上では言えないここだけの話』としてもハカセが名指しで誰かを批判して貶めるようなことをするわけもないしな。
話として紹介するのは、「こういう事実があったという事例」やさかいな。
しかし、ネット上では違う。本人は冗談のつもりでも、その内容によれば犯罪行為として摘発されかねん。それに一般人も有名人の区別はない。
つまり、ネット上では誰であれ、その発言には責任を持たなあかんということや。必然的にその発言には自らブレーキをかけとく必要があると。
ここで言うとくが、過去にサイトのQ&Aで助けて貰った、世話になったからという理由だけで無理してセミナーに参加されるのだけは止めておかれた方がええと言うとく。
もっとも、ハカセがどんな人間かを知りたくて、見たくて一度話を聞いてみようかという人は止めはせんがな。
おそらくハカセが「ハカセ」として公の場に現れる初めてのケースになるやろうから、その意味で言えば、サイトやメルマガの読者にとっては貴重な瞬間になるのやないかとは思う。
例え、物見遊山(ものみゆさん)で来られたとしても、けっして損はさせない自信があるとハカセは意気込んどるがな。必ず某かの「おみやげ」を持たせて帰すと。
興味のある方は、ふるって応募して頂きたいと思う。
参考ページ
注1.NEWSコンサルティング株式会社
注2.第221回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■新聞営業専門書『セールスの生現場は新聞屋に学べ』について
注3.NO.1227 乙武洋匡氏のツイート上での発言問題について
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