メールマガジン・ゲンさんの新聞業界裏話・バックナンバー

第378回 ゲンさんの新聞業界裏話


発行日 2015. 9. 4


■ゲンさんの営業に役立つ名言集 その1


過去、このメルマガで『ゲンさんの名言集』や『ゲンさんの深イイ話』などで、様々な言葉を紹介してきた。

その評判が上々ということで、『ゲンさんの深イイ話』は、現在も継続中や。

現在、『続ゲンさんの新聞勧誘営業講座』シリーズを始めているのやが、それを見られた読者の方から「何か簡単に頭に入ってくるような言葉がありませんか」という質問が寄せられた。

そこで、今回は『ゲンさんの名言集』や『ゲンさんの深イイ話』の中から『ゲンさんの営業に役立つ名言集』と題して、新聞勧誘営業に特化した言葉を集めてみることにした。

それでは始めさせて頂く。


■ゲンさんの営業に役立つ名言集 その1  81撰


恥も外聞も捨てな営業で浮かぶ瀬はない。(「拡張の手口 手口その4」より)


何ぼええ営業方法があっても、自分に向かなんだら大した成果は期待出来ん。人が成功したからというて、同じやり方で自分が成功するとは限らんのや。(「営業講座 第1章 その1」より)


新聞勧誘は新聞を売り込むな。それよりも、自分を売り込め。(「営業講座 第1章 その1」より)


究極の目標は「あんたに頼まれたらしゃあないな」と客に思わせることや。(「営業講座 第1章 その1」より)


客に自分自身を気に入って貰らえればええ。それが、契約を上げるための一番の近道になる。(「営業講座 第1章 その2」より)


どんな人間にも必ず取り柄はある。長所も欠点もあるのが人間や。そして、営業の武器とは長所ばかりを使うことやない。欠点も使い方によれば立派な武器となる。(「営業講座 第1章 その2」より)


自分が客やったらと考えるだけで、簡単に分かるはずなんやけどな。(「営業講座 第1章 その7」より)


拡材は営業の道具でありアイテムや。営業のために拡材を使うんで、拡材で営業するんやない。(「営業講座 第1章 拡材編 その1」より)


拡材は必要な時、必要な人間に、必要なものを用意するもんや。(「営業講座 第1章 拡材編 その1」より)


客への過度なサービスはいろんな意味で自分自身の首を絞めるということを、拡張員は肝に銘じとかんとあかんということやな。(「営業講座 第1章 拡材編 その2」より)


これだけは断言出来るが、相手を怒らせて大成した営業マンはどの世界にもおらん。(「営業講座 第1章 法律・規則編 その2」より)


営業に即席を求めん方がええ。特にまだ駆け出しのうちはな。(「営業講座 第2章 拡張ターゲット編 その2」より)


自分の得意を作るということは悪いことやない。しかし、それだけでは今以上にはなれん。(「営業講座 第2章 拡張ターゲット編 その2」より)


商売人相手には、キブ・アンド・テイクが有効やということを忘れんことや。(「営業講座 第2章 拡張ターゲット編 その4」より)


聞く耳を持たん客への営業トークは考えんでもええ。難しいことにチャレンジすることが営業とは違うからな。(「営業講座 第2章 拡張トーク編 その1」より)


例えそれが、歯の浮くようなお世辞であろうと、明らかによいしょで持ち上げられとると分かるようなことであろうとも、人間、言われて悪い気はせんもんや。(「営業講座 第2章 拡張トーク編 その2」より)


勧誘は、相手が転びやすい状況を作ってからすると効果的や。転びやすいという表現が嫌やったら、納得しやすい状況と考えたらええ。(「営業講座 第2章 拡張トーク編 その8」より)


誠意ある態度というのは、何も相手と相対しとる時にだけ必要というものやない。むしろ、誰も見てないような所でさりげない心遣いが出来る人間が、本当の誠意というのを身につけることが出来ると思う。それが、無形の雰囲気という形で人に伝わる。(「営業講座 第2章 拡張トーク編 その9」より)


人の嫌がることをせんというのが、初級の心構えなら、人に喜んで貰えることをするというのが中級の心構えになる。そして、最上は人のためにということやが、営業でなかなかその境地は難しい。(「営業講座 第2章 拡張トーク編 その9」より)


笑顔を作れというのは、ワシが良う言うてることやけど、これは基本やから、出来んというのは営業が出来んというのと同じで話にならん。(「営業講座 第2章 拡張タイプ編 その6」より)


どんな講習会でもそうやが、分かるのは理論と知識だけになる。それで、良しとする分には、それでええと思う。実践は、また別の領域やからな。(「Q&A NO.72」より)


何でもチャレンジしているうちに、自分自身の意外な可能性というのが見えて来るかも知れん。(「Q&A NO.78」より)


営業というのは、こうすれば必ず契約が上がるということは言えんし、そんな便利なものはない。そこがまた面白いところでもあるんやがな。(「Q&A NO.86」より)


営業は、つまるところ、自分にとってやりやすいスタイルをいかに確立するかやと思う。どの方法が一番やということはない。どんなスタイルがあんたに合うとるか、無理がないかが重要になる。(「Q&A NO.87」より)


どんな手練手管を駆使するよりも誠実に勝る武器はない。(Q&A NO.102 より)


基本が出来てない状態で、応用を先に欲しがっても理解するのはしんどいのと違うかな。(Q&A NO.111 より)


この仕事で成功する要素がある者は、営業が好きで物事をプラス思考で考える人間か、背負っている物の大きさによって、やる気のある人間くらいやろと思う。(Q&A NO.118 より)


基本的にカードの上げやすい所も上げにくいという所も存在せん。なぜなら、日本中、どこでも、新聞を取ってない地域というのは存在せんからや。(Q&A NO.126 より)


営業しとると、今日は、どんな人間と出会え、どんな会話が交わせるか、それを考えるだけでわくわくするさかいな。毎日が新鮮な気持ちになれる。(Q&A NO.188 より)


営業の仕事というのは、誰でも始められるが、誰でも上手くいくとは限らんものや。簡単やけど難しい。その辺をどう理解するかやな。(Q&A NO.228 より)


新聞の購読契約が成約になる確率は、100軒叩いて1軒あるかないかや。後の99軒は無駄足になる。ただ、その無駄足があるから、その1軒に辿り着けるとも言えるんやけどな。(Q&A NO.289 より)


断られるのも仕事の一部や。その積み重ねで相手を見抜く力も養われるわけやから無駄ではない。それが、経験を踏むということになる。(Q&A NO.315 より)


客は絞った方が効率はええが、営業方法は拡げてた方が有利や。(ゲンさんの名言集 メルマガ編 第14回より)


営業員は拡張員も含め、その売り込む商品の顔や。ええ顔しとかんと、ええもんでもええようには見えん。(ゲンさんの名言集 メルマガ編 第23回より)


人の心を揺さぶるのは人や。(ゲンさんの名言集 メルマガ編 第23回より)


世の中の成功者と呼ばれるのは、自分の行動に迷いがなく、できると信じた者だけや。それに例外はない。(ゲンさんの名言集 メルマガ編 第108回より)


多くの釣り人は、エサ次第で魚が釣れると思う。そう思えば、どういうエサを与えれば釣れるかということだけを必死で考えるようになる。本当はエサだけで魚が釣れるわけやないんやが、それ以外のことに考えが及ばんわけや。(ゲンさんの名言集 メルマガ編 第109回より)


百万弁の営業トークを費やすより、客のために流す、一滴の汗の方がはるかに説得力がある。(ゲンさんの名言集 メルマガ編 第127回より)


同じ営業トークを使うても人により違うということがままある。こればかりは、実際に経験を踏んでその機微を会得するしかないと思う。(Q&A NO.360より)


営業の仕事を続けていくには、第一に契約をあげるということを考えなあかん。自らの収入の安定が図れん限り、どんなに素晴らしいことを言うてても、それは絵に描いた餅にしかならんからな。(Q&A NO.375より)


自分で僅かでも疑問を感じた方法を取り入れても、上手くいくことは絶対にない。(Q&A NO.405より)


同じことを言うて、同じようにしても、それをする人間が違い、相手が変われば、その結果が、そのとおりになるという保証はどこにもない。営業とは、そんなもんや。(Q&A NO.411より)


言うとくが、真似るのやったら、その考え方に留めとくことや。(Q&A NO.421より)


営業のパターンというのは数限りなくあり、どれが正解で、どれが一番ええかということは誰にも分からんし言えることでもないと思う。(Q&A NO.477より)


どんな経験も失敗も無駄になることはない。それを活かす方法は必ずある。ただ、それを信じ意識してなかったら、単にスランプに陥ってしもたなで終わるがな。(Q&ANO.501より)


勧誘する場合は、常に視野を広く持って、客にはいろいろなタイプが存在するという当たり前なことをしっかり認識しとくことや。(Q&ANO.524より)


気持ちに負け、ネガティブなマイナス要因を自分で作り出すと、難しいものがよけい難しく感じられ、そこから抜け出せんようになる。(Q&ANO.548より)


人間関係には、その輪が拡がりやすいという利点がある。客が客を呼ぶということが実際に起きるわけや。(Q&ANO.597より)


どんな仕事でもそうやが『頑張らなあかん』『やらなあかん』と考えすぎるとしんどい(辛い)もんや。いつかは息切れするし、壁にもぶち当たる。自分自身に迷いも出る。それを『楽しい』『楽しめる』という状態にまで持って行ければ、気持ちが楽になり、それほどエネルギーを注ぎ込まんでもやっていける。
(Q&ANO.616より)


先のないやり方をいくら極めても、どうにもならんやろ。(Q&ANO.635より)


客の年齢や好み、考え方、性質、生活のバックボーンまで幅広く考えて、その客に合った営業をせなあかん。あんたのスタイルに客を合わせるのやなくて、あんたが客に合わせなあかんわけや。(Q&ANO.644より)


「サービスになびく客もおる」というのが正しい考え方で、「サービスで客を確保するしかない」と考えとる限りは、いつまで経ってもそこからは脱却できんやろうと思う。(Q&ANO.644より)


事、営業する上での自慢話は何の役にも立たんと知っておくべきや。ヘタをすれば反感を買い、逆効果になる場合が多い。(メルマガ第20回より)


営業の仕事というのは相手の懐、特に心に飛び込んでいく姿勢がないとあかん。(メルマガ第20回より)


やらされる仕事には限界があるが、自ら望んでする仕事にはその限界がない。(メルマガ第49回より)


気配りというのは客の側に立って考えれば比較的簡単にできることやと思う(メルマガ第50回より)


「取らせる」ためにできることは少ないが、「取って頂く」ためにするべきことは数限りなく存在するし、その方法をいくらでも編み出せる。(メルマガ第83回より)


新聞が必要ない。無駄なことには金を使いたくない。そんな新聞離れが顕著な人間にも、必要なものは必ずある。その必要なものを拡材にしたらええ。(メルマガ第84回より)


サービスとは、する側がその価値を決めるものではなく、受ける側が判断するものや。(メルマガ第84回より)


自信を持って言えることがある。それは訪問販売の商品として新聞ほど社会的に貢献してきたものは他にないということや。(メルマガ第86回より)


売り込む商品に利益を乗せ、それを必要としている、または必要と考えて貰えるように説得して買って頂くことが営業やとワシは思う。(Q&ANO.663より)


人には相性というものがある。多くの人に好かれる性質というのはあるが、すべての人に気に入られるということは、絶対と言うてええほどあり得ん。(Q&ANO.665より)


『この仕事で営業を学び、将来役立たせたいと思っております』 ということなら、この業界に蔓延している無法な拡張や不法行為とされとるやり方だけには染まらんことやと老婆心ながら忠告しとく。(Q&ANO.665より)


大事なことは向上心を忘れんことや。それと初心もな。(Q&ANO.665より)


押しの営業と強引な営業は似ているようやが、まったく違う。(Q&ANO.711より)


ワシなら、まるでハリーポッターの魔法の杖か何かのように、次々といろんな方法やアドバイスが出てくると勘違いされておられる方が多いようやが、そんなアホなことはない。成功例も確かにあるが、それに倍する失敗例もある。ただ、そんな失敗例は言うても役に立たんと思うから言うてないだけのことでな。
(Q&ANO.765より)


難しいからこそ、やりがいがあると考える者は、日夜、そのために創意工夫することに腐心するから、いろんな拡張方法を考え出す努力をするが、楽して儲けたらええとしか考えん者は、常に姑息なやり方だけを考えるようになる。(Q&ANO.773より)


単に叩いとるだけが仕事やないとワシは思う。準備というか、考える時間も必要や。そのためのサボリも広い意味では仕事をしとるということになる。ただ、それをいくら第三者に説明しても、なかなか分かっては貰えんがな。(Q&ANO.790より)


「お世辞トーク」に反論は禁物や。営業の場では、すべてを是とせなあかん。自分の意見は殺す。それが絶対の条件になると心得とくことや。(メルマガ第107回より)


人に喜ばれ、人の役に立ち、人へ奉仕する。そのための商品とサービスを売り込む。それが本来の営業のあるべき姿やと思う。(メルマガ第117回より)


何事もマイナス思考の分だけブレーキがかかる。(メルマガ第128回より)


自らの必要とする情報は自ら探し出す努力をせんと見つけられる可能性は少ない。(メルマガ第141回より)


世の多くの営業主体の企業がそうであるように、売り上げが減ったからといって営業の経費を節減するという手法を採れば先細りして、売れるものも売れず、結局は倒産ということになるだけなのやが、その愚に気がつかんのやろうかと思う。(メルマガ第148回より)


ピンチをチャンスに変えられるだけの心の強さ、力量、技術(テクニック)を身につけとかなあかん。折れない心と創意工夫。そのために日々努力して研鑚することが、どんなときに何をしていても生き抜いていける唯一の方法やないかと思う。(NO.806より)


業界人のワシが言うのも何やが、新聞という商品自体には、それほど人を惹きつける力はないと思う。大半の人からは、どこの新聞でも大差ないと思われとるさかいな。人を惹きつけることができるのは人や。それが分かっていれば、雑談をする意義というのも理解できるのやないかな。(NO.834より)


特別なサービスというのは諸刃(もろは)の剣で、その客からは契約を得やすいが、それをしてない他の客にバレるとクレームの原因になり信用を落とすことにもなりかねん。(NO.852より)


勧誘の規制は今後もいろいろ増えてくるかも知れんが、人と接することが禁止にならん限りは絶対に方法はあると信じとる。(NO.867より)


これは絶対と言うてもええくらい断言できることやが、『販売店に内緒』でするという契約は後で必ずトラブルになると相場が決まっとる。(NO.877より)


落ち込んどる暇はない。落ち込む暇があるのなら、何かを考え出せ。人が行き詰まるのは、そこで立ち止まるからや。立ち止まれば前に進むことなんかはできん。そこで終わる。(NO.883より)


迷ったら、良かったときのことを思い起こす。その方法だけやなく、その時々の気持ち、考え方に立ち返ってな。(NO.884より)


拡張にゴールはない。あるのは、そこに近づいていく道だけやと思う。例え、それがどんなに暗い道であっても、立ち止まって迷いたくなければ、自分で足下を照らして一歩ずつ前進するしかない。(NO.884より)


人間的なつながりができると、サービスの多寡程度は、はっきり言うて大した問題、要素にはならん。(NO.925より)


自分は『笑顔に自信がありません』、『性格は生真面目』といったようなことを思い込むのやなく、『笑顔になった自分』、『ちょっとくだけた自分』というのを想像して、営業中だけでもそういう人間になるように努力してみたらどうかな。(NO.993より)


今回は、ここまでにしとく。

『続ゲンさんの新聞勧誘営業講座』シリーズの合間を見て、またこの『ゲンさんの営業に役立つ名言集』を織り交ぜていく予定にしているので参考にして頂けたらと思う。


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