メールマガジン・ゲンさんの新聞業界裏話・バックナンバー
第38回 ゲンさんの新聞業界裏話
発行日 2009. 2.27
■新聞社の不祥事が引き起こす影響について
2月24日の早朝。
「今週のメルマガの変更をしたいんですが」というメールがハカセから入っていた。
すぐにそのわけを尋ねると、昨日、「Yahoo!ニュース」に報じられていた事件を急遽、題材として取り上げたいからやという。
その事件の内容とは、
http://headlines.yahoo.co.jp:80/hl?a=20090223-00000094-jij-soci より引用
A新聞社、4億円所得隠し=カラ出張で架空経費−元京都総局長、編集局長ら処分 2月23日17時57分配信 時事通信
A新聞社が東京国税局の税務調査を受け、出張費の過大計上などにより2008年3月期までの7年間で約3億9700万円の所得隠しを指摘されたことが23日、分かった。このうち、京都総局が出張費などとして計上した約1800万円については、カラ出張などによる架空経費と認定された。
同社が明らかにした。申告漏れ総額は約5億1800万円に上り、重加算税を含む追徴税額は約1億3900万円となる見通し。
同社は同日、修正申告した上で、当時の複数の京都総局長を停職処分とし、管理責任を問い、東京、大阪、西部、名古屋の各本社編集局長を減給処分にした。
というものや。
これに類似する不祥事は、何もA新聞社が初めてということでもない。
2007年4月29日にも同様の事件がY新聞社でも起きていた。
そのときの「Yahoo!ニュース」の記事がある。
「Yahoo!ニュース」2007年4月29日掲載分より引用(現在はリンク切れ)
Y新聞、1億8600万円所得隠し=輪転機の廃棄時期偽る−東京国税局
4月29日11時1分配信 時事通信
Y新聞東京本社とグループ本社(東京都千代田区)が、輪転機の廃棄時期を偽ったなどとして、東京国税局から約1億8600万円の所得隠しを指摘されたことが29日、分かった。申告漏れ総額は、2006年3月期までの5年間で約4億7900万円に上り、重加算税も含めた追徴税額は約1億7500万円だった。
というものや。
このときも、何ちゅうことしてくれんねんとは思うたが、反響が寄せられなかったということもあり、このメルマガやサイトでは取り上げていない。
しかし、今回は違う。
まず、そのニュースが掲載された23日の夜、ある読者から、
さきほど、Yahoo!のトップ記事で、目に入ったニュースです。
▼A新聞社、4億円所得隠し
カラ出張で架空経費−元京都総局長、編集局長ら処分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000094-jij-soci
こんなことをやっているようでは、話になりませんね。
自分で自分の顔に泥を塗ってどうするんだ?という感じです。
もしかしたら、A新聞の販売店に入られる拡張員の中には、訪問先で「こういう新聞社の新聞は取りたくないから帰って。」みたいな罵声を浴びせられるケースもあるのではないかと心配してしまいます。
という意見が寄せられたが、それが現実のものとなったと考えられるメールが、その深夜に知らされてきた。
古くから懇意にして頂いている、ある拡張員の方からや。
いつも、お世話になっています。
さて本日のことですが、前回契約を貰ったお客さんから、「A新聞社は脱税していると、インターネットに出ていたから新聞はもう読む気がしない」と言われて断られました。
ゲンさんに尋ねたいのですが、こんな断られ方をした経験てあります?
私ははじめてです。こんな場合、どうしたらいいですか?
これに対して翌日、ハカセはワシの回答を送ったという。
回答者 ゲン
『こんな断られ方をした経験てあります?』ということやが、たまに新聞社の不祥事を理由にして断りを入れる人もおるな。
また、新聞販売店なんかやと、止め押し(継続契約依頼)に行った際にそう言われて断られることもあると聞く。
ただ、その場合は、確かにその新聞社の不祥事に怒りを覚えてということもあるやろうが、もともと何かの理由さえあれば断ろうと思うてた人やとワシは見るがな。
新聞を止める気のなかった人で、その記事に憤ったという場合は、まずは、その不祥事に対して文句を言うことの方が多いもんや。
そして、その多くは今回と同じで、あまり言い訳や反論のできん事の方が多い。
その場合は、「ごもっともです」、「私も同感です」と、その苦情を聞くことだけに徹することや。
よほどその客の勘違いか間違い以外は反論せん方がええ。
例えば、今回の場合やと、客は『A新聞社が脱税している』と言うてるのは、正確に言えば、『脱税』にまでは至っていないから、つい「申告漏れですね」と擁護したい気持ちになるかも知れんが、それでは営業員としてはあかん。
何かで怒っていて、しかもそれが正しい怒りやと思い込んでいる人にそういう言葉を投げかけると、たいていは火に油を注ぐ結果となり、さらなる炎上を招きやすい。
反論したいことがあっても、取り敢えず、その客の怒りをすべて吐き出させるということを最優先に考え、ただただ聞き役に徹することや。
それが、「できる営業員」になるための秘訣やと思う。
心配せんでも、人はどんなに怒っていても思いの丈(たけ)を吐き出せば、すっきりするし、落ち着くもんなんや。
ずっと、怒りっぱなしという人の方が珍しいくらいやさかいな。
落ち着いた頃を見計らって、ゆっくりと説得を始めてもええし、そういう雰囲気やなかったら、「ご主人(奥さん)のお気持ちは良く分かります。私も同じ思いですから。私も返ったらすぐこのことを社に抗議しようと思っていますので、申し訳ありませんが、今回は保留ということにして頂けませんか」と言うて、その場は一旦引き上げることや。
そして、後日、「あれから、さっそく、新聞社の方に抗議致しまして、新聞社の方でも二度とこのようなことがないようにすると言っていましたので、今回だけはどうか勘弁してやって頂けませんか」と頼み込めば、たいていは「しゃあないな」となることの方が多いはずや。
保証はできんが。
実際、本当に新聞社へ抗議の電話を入れてもええ。
もっとも、そこまでせんでも、まさか「次も同じ事しまっせ」てな新聞社はないやろうから、客にそう言うてたとしても同じような不祥事は起こさんはずや……と、思う。
まあ、「何でそこまで考えなあかんねん」て気持ちになるかも知れんが、この仕事をどういう経緯であれ選択した限りは仕方ないとあきらめることや。
一本の契約を逃がさんためにはそうするしかないと。それが新聞営業であり、拡張員なのやと。
それにしても、新聞社は不祥事を起こしてもこれで済むと考えとるのかも知れんが、現場の人間にすれば、直接、それについての罵詈雑言を浴びせかけられ、生活の糧となる契約を失うことにもなりかねんのやさかい、理不尽以外の何ものでもないことやと思うんやけどな。
しかも、「そんなのワシらに関係おまへんがな」とも言えんわけや。それを言えば確実に客は逃げる。たまらん話やで、ほんま。
本来なら、この回答はサイトのQ&Aに掲載すべきものやが、相談者の方には、今回のメルマガで取り上げると返事しておいたとハカセは言う。
その方が、この回答をした意味が、より分かって頂けるのやないかと判断したのやと。
さらに、立て続けにメールがきていた。
今度は、日頃からどちらかというと新聞社に批判的な意見の多い、無読のメルマガ読者からやった。
ゲンさん、ハカセさん、いつも楽しく拝見しています。
ところで、今日、ヤフーに、「A新聞社、4億円所得隠し」という記事がありましたが、ご両人はこれについてどう思われますか?
新聞の擁護をされることの多い、お二人の意見をぜひ聞かせて下さい。
この方へも、サイトのQ&Aに回答は載せないので、今回のメルマガを見てほしいと伝えたとハカセは言う。
もちろん、回答は先に送ったがな。
ワシとハカセにということやから、その回答を順番に知らせる。
回答者 ゲン
あんたに反論するわけやないが、別にワシらは新聞の擁護をしとるつもりはないし、むしろ新聞社への苦言なんかも数多く呈しとるつもりなんやがな。
もっとも、そういう風に受け取られても仕方ないとは思うとるけどな。
ワシは、拡張員の立場から話すことが多いし、ハカセは新聞の必要性について語ることが目立つさかいな。
ただ、これだけは言うとくけど、ワシらは臭い物に蓋をするつもりは毛頭ないで。
新聞社であれ、販売店、拡張団であれ、したらあかん事はしたらあかんと言うてるつもりや。
今回、このメルマガにこの件を取り上げることにしたのは、その反響があったというのもあるが、翌日のA新聞の朝刊をハカセが見て、その姿勢に疑問を感じたからというのが大きい。
「ゲンさん、その事件のことは、こちらの朝刊には一行も書かれていませんよ」と、少し憤慨気味やったさかいな。
ちなみに、A新聞社のWEB上にも、その記事はなかったという。
ついでに、その他の全国紙のWEBも確かめたが、どこにも見つけられんかった。
この記事の発信元が通信社ということもあってか、その主な発信先であるブロック紙、地方紙では、ほぼ同じ内容の記事がそのWEB上で報じられていたがな。
全国紙と地方紙の報道のあり方の違いについては、また別の機会にでも話すつもりやが、お互いの間では根強い対立構図が昔から続けられとるというのも、そうなった理由の一つとしてあるとだけ言うとく。
全国紙が地方紙の不祥事を報道する、あるいは全国紙が地方紙の不祥事を報道するというのは今に始まったことやなく、結構、昔からあることやさかいな。
新聞批判を繰り返す人は、そのすべてをひっくるめて、あるいは大手全国紙だけを指して「新聞」と言う場合が多いようやが、新聞と一口に言うても、いろいろあるわけや。
また、同じ大手全国紙でも、全国で同じ記事が掲載されとるとは限らんというのもある。
今回の事件の場合も、ハカセの居住する三重県のA新聞にはその記事はなかったが、ある読者の方から教えて頂いた情報によると同じA新聞でも愛知県内に配られた朝刊の三面には、小さくやが報じられていたというのも、それを如実に語っとると思う。
全国的にも、同じA新聞であっても報じられていない地域と報じられている地域があるということになる。
また、小さくとも、それを報じていれば、新聞社とすれば、それで良しということなのやろうと思う。
突っ込まれても「自らの不祥事を報道した」と言えるさかいな。
しかし、A新聞社のWEB上にその記事がないというのは、何か意図的なものを感じるがな。
不祥事は、あってはならんことやけど、どの世界、分野の業界でも起きる可能性は否定できん。事実、起きとるはずや。
不祥事のない業界を探す方が至難の業やと思うさかいな。少なくとも、ワシはそういう業界を知らん。
新聞社といえども、そこに人間が関係する限りは、ある意味、不祥事が存在するのは仕方のないことやと思うとる。
どこにでも、ええ加減な人間や不心得者はいとるもんやさかいな。
それが、組織ぐるみか個人的なものかは、その時々の状況にもよるやろうがな。
しかし、問題はその後や。
新聞社は、どんな不祥事であれ、それと発覚すれば、その事実を素直に認めて、せめてその新聞の読者すべてに向けての謝罪くらいせなあかんのと違うやろか。
それが、購読者への責任であり、常日頃、他者の不正を暴いとる新聞社のあるべき姿やないのかと思う。
他者の不正を暴く側が、身内に甘く他人に厳しくでは話にもならんやろ。このままやと、そう誹(そし)られても仕方ないわな。
または、それができん理由があり、間違いとか、不服やと言うのなら、その論陣を張って正々堂々と読者に訴えたらええと思う。
いみじくも、ブロック紙のH紙に、そのA新聞社の言い訳を代弁するかのような記事があった。
その部分を抜粋する。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/148895.html?_nva=307 より引用
前文の記事は、2月23日の「Yahoo!ニュース」とほぼ同じため省略。
A新聞社によると、国税局は取材費の一部を経費と認めず、課税対象の「交際費」と認定したほか、出張費の過大計上を指摘。3億9700万円は編集関連費で、このうち京都総局が計上した出張費など約1800万円について、国税局はカラ出張などによる架空経費と判断したという。
このA新聞社の言い分は、『国税局は取材費の一部を経費と認めず』というのは、取材経費やったと主張しとるにも関わらず国税局が独断で判断したということになるし、他もすべてまでは認めてないとも解せるコメントや。
それが、事実やと言うのなら、認めるべきところは認めて反論したいことがあるのなら、自社の新聞で大きく報じて、そうしたらええのやないかと思うがな。
その記事にあるように、『当時の複数の京都総局長を停職処分とし、管理責任を問い、東京、大阪、西部、名古屋の各本社編集局長を減給処分にした』というのは、異例中の異例で、おそらくは前代未聞の出来事のはずや。
少なくともワシは、報道機関が自社の管理責任を問うて、各編集局長を一斉に処分したというような話は、過去にも聞いたことはないさかいな。
とてもやないが、これを見る限りは無視するとか、小さく報じて済ませられるような問題やないと思うがな。
こんなことを続けとるようやと、どんな批判に晒されても仕方ないわな。
ほんまに情けない。
ワシらは、そういう新聞社の不祥事があれば、直接、現場で非難されることもあるわけやから、そういうこともしっかり考えてほしいと言うしかない。
もっとも、ワシら現場の声がどこまで新聞社の上層部に届くのかは分からんがな。
回答者 ハカセ
ほとんどは、ゲンさんの言うとおりだと私も思います。
ただ、私の場合は、どちらかと言うと一般購読者になるわけですから、若干の立場の違いはありますが。
「人の噂も75日」と昔から言われている有名なことわざ、格言があります。
それから言えば、どんなに話題になった事件、不祥事でもすぐに人々の記憶から忘れ去られ、その場だけやり過ごせば良いという考えになりがちです。
しかし、もし、新聞各社が、今もそう考えているのだとしたら、それは大きな間違い、認識不足だと言うしかありません。
新聞やテレビが情報の中心だった時代には、その格言も当て嵌まったでしょうが、今はそういうわけにはいかないと思います。
確かに、新聞は読み終われば、その大半は古紙回収に出されてなくなります。
テレビのニュースも、日々、新たに発生するニュースの洪水の中で埋没していきます。
よほど、その人にとってインパクトの強いものでない限り、75日と言わず、ものの1ヶ月もあれば記憶から忘れ去られることの方が圧倒的に多いはずです。
この程度と言えば語弊が生じるかも知れませんが、このレベルの不祥事程度なら、昔なら確実にそうだったろうと思います。
しかし、現在のネット社会では、その格言はすでに死語になっていると言っても過言ではありません。
確かに、新聞各社のWEB上のニュースは、一定の期間がくれば消滅します。
新聞も古紙回収が集めてしまえば、同じように目の前からはなくなります。
それらにあった事件や出来事は、よほどのものでない限り、思い出されることも話題に上ることすらもないでしょう。
しかし、個人の書いたHPとかブログの記事は、その作者がその記事を削除、あるいは閉鎖でもしない限りは、いつまでも残り続けます。
そして、現在、それらの記事は検索サイトで検索すればヒットする可能性が高いですから、探すつもりになれば比較的簡単に誰でも見つけやすくなっています。
2007年4月29日に報じられた『Y新聞、1億8600万円所得隠し』などの事件も、2年近くも前ということで、おそらくは、今これを読んでおられる新聞業界に関心のある方でも忘れておられるか、知っておられなかったのではないかと思います。
それが、いともたやすく検索でヒットして甦るわけです。
つまり、現代においては「人の噂も75日」は通用しなくなっているということです。
逆に言えば、そのことを真摯に謝罪して適切な対応を取っていれば、それも記録として残るということを意味します。
隠せば隠すほど、そういう事実も簡単に暴かれ攻撃材料して使われることになり、結果、何も言えないような状況に追い込まれるのではないでしょうか。
ネットの急激な台頭によって、新聞などのメディアが圧迫され衰退に追い込まれているのは確かですが、それとは別に、その新聞社自身の姿勢により自らを追い込んでいった結果、読者からそっぽを向かれているのも事実ではないかと思います。
読者にそっぽを向かれるということは、そのまま新聞各社が頼りとしている企業の広告が減ることにもつながります。
現在、多くの企業がネット上でのユーザーの動向に注目していますからね。
また、単なる人の噂なら、無視しても差し支えないかも知れませんが、確たる証拠が残るものに関しては、報道をリードする立場の新聞社が、それでは話になりません。
結果として、そのことが現在の新聞の衰退を招いている一因にもなっていると言えるのではないでしょうか。
私自身の感想としましては、その紙面に今回の記事が掲載されていない事に関して憤りを感じて、ゲンさんに急遽、今回のメルマガでこの事件を取り上げるよう提案したくらいですから、この件に関しては腹立たしい思いがあります。
ただ、だからと言って直ちに新聞の購読を止めようという発想にはなりません。
その姿勢については残念な思いはぬぐい切れませんが、私が新聞に求めているのは、そういう清廉潔白なものではなく、もっと単純に、事実としての事件や出来事の報道と記事を期待しているからです。
私にとって、その新聞に書かれている記事が事実でさえあれば、それで良いことなのです。
その事実をどのように受け取り解釈するかは、こちらの判断次第ということになります。
私が、もし、新聞に見切りをつけるとしたら、それはウソの記事、誤報で埋め尽くされたときです。
現在までのところ、インターネット上、あるいはすべての書籍を含め、最も信頼に足る内容の情報や記事が掲載されているのが新聞だと思っています。
もちろん、今回のような件も、誤報やねつ造記事があることも重々承知の上ですが、それでも尚、その他と比較して最も信頼に足るものだと。
それを言うことが擁護と見なされるかも知れませんが、私にとって新聞は情報源の一つですから、その信頼が消えない限りは読み続けていくつもりです。
ただ、何度も言いますが、今回のことは非常に残念だとは思いますがね。
ここで、はっきり宣言しとく。
このメルマガの記事はネット上に残り続けるさかい、今後、多くの人の目に触れることになる可能性が高いと思う。
あまり自慢げに言うのも何やが、このメルマガは読者登録されている方のみが読まれるだけやなく、それ以外の方々の目に触れる機会も多いというのがある。
このメルマガのすべてがそうやとは言い切れんが、たいていの題名の語句をキーワードとして「Yahoo!Japan」で検索すれば、バックナンバーのページ(注1.巻末参考ページ参照)上位表示されとるケースが多いというのが、それや。
また、「Yahoo!ニュース」に新聞関連の事件があった場合、その参考ページとして表示されることもあるから、サイトの認知度もそれなりに高いと思うとる。
それには、サイトやメルマガがその開設、発刊直後から「Yahoo!Japan」では格別の扱いを受け続けとるというのがあるからや。
せやから、このメルマガで書いた話は、例えその事件が人々の記憶から薄れようと、このサイトが消滅せん限りは長く残ることになる。
もっとも、それだけに、ええ加減な事を書くことができんわけやがな。
今回は、A新聞社のみならず他の新聞各社にも、心して貰わなあかんことやと考えたからこそ敢えて、この事件を取り上げ苦言を呈したわけや。
その思いが届くものと信じて。
参考ページ
注1.メールマガジン・ゲンさんの新聞業界裏話・登録フォーム及びバックナンバー掲載
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■お詫びと訂正
今回の私(ハカセ)のコメントとして、「ゲンさん、その事件のことは、こちらの朝刊には一行も書かれていませんよ」と記述しましたが、私の住む三重県のA新聞の販売店関係者の方から、
はじめまして、いつもサイトを楽しく拝見させていただいてます。
今回のメルマガにて博士さんが三重県のA新聞には記事が掲載されていなかったと仰られていますが、自分の地域では社会面に小さくですが掲載されてました。
A新聞の従業員ですが、報道の小ささに疑問を持ったのを覚えています。
一応ご報告までに。
というご指摘があり、再度、その新聞紙面を丹念に調べ直しましたところ、確かに、その関係記事は掲載されていました。
これは私の完全な見落としでした。関係者の方々に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びすると共に、ここに訂正させて頂きます。
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