メールマガジン・ゲンさんの新聞業界裏話・バックナンバー
第430回 ゲンさんの新聞業界裏話
発行日 2016. 9. 2
■迷惑メールとして隔離されていた相談メールについての謝罪とお願い
まず初めに、当方の手違い、配慮不足により、ご迷惑を、おかけした人がおられる可能性が高いので、その方々には、この場で深くお詫びしたいと思う。
ただ、そう言われても何のことか分からんと思うので、これから詳しく説明する。
サイトやメルマガの専用メールアドレスには、昔からプロバイダーであるOCNの「迷惑メールブロック」サービスというのを利用している。
そのサービスに加入したのは、ほぼ10年ほど前からや。その頃から、迷惑メールやフィッシング詐欺メールというのが急激に増え始め、多い日には1日100から200くらい、サイトやメルマガとは何の関係もないメールが届くようになった。
その一つ一つを確かめて選別していたのでは時間がいくらあっても足らんさかい、自動的に迷惑メールやフィッシング詐欺メールを選別してくれるOCNの「迷惑メールブロック」サービスというのが便利なんで利用することにしたわけや。
今まで「迷惑メールブロック」サービスは概ね完璧やったと思う。少なくともワシらは、そう信じていた。
ただ、過去には逆のケースがあった。こちらからの返信メールが読者に届いていないというケースや。確か、2012年1月頃やったように思う。
その時、『NO.1095 緊急告知 返信不可エラーのメールについて』(注1.巻末参考ページ参照)の中で、
コメント ハカセ
最近、返信不可エラーのメールが増えています。特に携帯メールに多いですね。
回答可能なものであれば、当方の判断でQ&Aにアップしています。それを見られて返礼メールを送って来られる方もいますので、一方通行ではありますが、それはそれで事なきを得ているようです。
ただ、中には回答が絞れないもの、Q&Aでは扱えない相談や質問がありますので、正直、当方としても困っています。
送信後、『携帯電話宛に送信している場合は、携帯側で受信制限設定をしている可能性があります』という警告メールが返って、送信できていない状態です。
『新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A』 の下部に『Q&Aへの投稿のご注意』と題した部分で、そのことについて、ご注意を喚起させて頂いているのですが、それを見られておられない方がおられるようです。
Q&Aへの投稿のご注意
1.ご回答までには基本的に2日以内でお知らせするようにはしていますが、ご相談内容により若干、日数を要する場合もございます。
2.基本的に、ご投稿内容は掲載させて頂きたいと思いますが、非公開をご希望の方は、その旨を事前にお知らせください。
3.尚、当サイトは迷惑メール、スパムメール防止処置を講じています関係で、一部のご相談内容が届かないというケースも発生していますので、2日以内に当方からの返信がない場合は、まことに申し訳ありませんが、再度、別のメールアドレスにてご相談して頂ければと思います。
4.また、ご投稿されるPC、携帯電話などのメールソフトで受信制限設定になっていることもあります。その場合も同様に、こちらからの送信が届かないケースが考えられますので、ご相談後、2日以内に当方からの回答なり、連絡がない場合は、他の受信制限設定になっていないメールアドレスから、お問い合わせください。
5.基本的には新聞に関連したご相談のみの受付とさせて頂いていますので、当方の専門外のご相談についてはお断りさせて頂く場合がございます。
以上、ご了承頂いた上で、よろしくご投稿のほどお願い致します。(管理人 ハカセ)
というのが、それです。
それを見ておられたらと思うのですが、とても残念です。
と言うたことがある。
その時は、こちらからの送信がエラー表示したためにすぐに分かったわけやが、
つい最近、昔から懇意にして頂いている読者の方から、
ハカセさん、ゲンさん、こんにちは。○○です。
一週間ほど前にサイトのQ&Aに送ったメールですが、いつもなら2、3日以内には必ず返信が届けられていたのに、まだありません。
特に急いでいるわけではないのですが、こんなことは今までなかったので、ハカセさんのお身体が心配になり連絡した次第です。
何もなければいいのですが・・・
というメールを貰ったことで、それだけではないのではないかと思い至った。
もしかすると、こちら側にも問題があって今まで届かないメールがあったのではないかと。
ハカセは通常、朝と夕方にメールを確認するようにしている。
そこで読者からのメールを確認すれば、即座に返信するか、サイトのQ&Aへの相談なら、ワシの意見を訊いた上で2、3日後までには返信している。
それに一切の例外はない。例外があるとすれば、そのメールの存在に気がついていない時くらいやと。
そこでハカセは読者からのメールを誤って「ゴミ箱」にでも入れてしまったのかと思い、急いで確認したが、「ゴミ箱」には、それらしきメールは入っていなかった。
ハカセは「ゴミ箱」の掃除、削除は半年に一度くらいしかしないと言うから、そこにないということはメール自体が届いてない可能性があるということを意味する。
そこで、急いで、
ハカセです。
この度は私の体調を気遣って頂き、まことにありがとうございます。私の体調は、今のところ大した問題はありません。
『一週間ほど前にサイトのQ&Aに送ったメール』とのことですが、申し訳ありませんが○○さんからのメールは、こちらには届いてないようです。
まことに申し訳ありませんが、送られたという日時と一緒に、再度同じ内容のメールを送付して頂けないでしょうか?
お手数をおかけ致しますが、よろしくお願いします。
と、送信した。
すると、すぐに、
○○です。
そうですか、メールが届いてなかったのですか。とにかくハカセさんのお身体に問題がないご様子なので一安心しました。
それでは、2016年8月7日午前6時2分に送ったメールを再送しますので、よろしくお願いします。
と、すぐに返信があった。
その返信は、こちらに届いているから、最初のメールは何らかのアクシデントにより不着信になっていたようや。
その原因を探るため、ハカセはプロバイダーであるOCNに問い合わせた。
迷惑メールでなくても、迷惑メールと判定してブロックされてしまうケースはあり得ますか?
長年に渡り貴社の「迷惑メールブロック」サービスを利用していますが、今まで、そんな事例は知りませんでしたので気がつきませんでしたが、この度、送信者の方からの2度目の催促メールにより、それと知りました。
もし、よろしければ「迷惑メールブロック」サービスの仕組みや、そういった事故の有無などについて教えて頂けないでしょうか?
と質問すると、
迷惑メールブロックサービスは、そもそも迷惑メール自体が届きません。
迷惑メールコミュニティー(世界で百万人以上が参加する迷惑メールの申告ネットワーク)から申告される情報を元に迷惑メール判定データベースを構築しフィードバックしているため、判定精度は98%を超えておりますが、まれに新種の迷惑メール等は迷惑メール判定されない場合もございます。
98%以上の精度で迷惑メールを判定しますが、まれに通常のメールを迷惑メールと判定してしまう場合もございます。
確実に受信したいメールは「必着設定」機能をご利用ください。
判定の仕組みを公にすることは迷惑メールの判定すり抜け方法をお伝えすることになるため、お答えすることはできません。
という回答が返ってきた。
最初に、そのことを教えてくれていたら、こんなことにはならなかったのにと考えんでもないが、OCNの方では、事前にホームページで告知しているということやった。
それに気づかなかったワシらの落ち度が大やったということになる。言えば「取り扱い説明書」をよく確認せずに使ってトラブルに見舞われた使用者という体やな。
今回のケースは、こうして2度目のメールを送って頂いたから、それと分かったわけやが、中にはワシらに「無視された」と思って、そのままにしておられる方がおられるのやないやろうかと考えると辛いものがある。
サイレント・マジョリティ(物言わぬ多数派)と呼ばれる人たちの最も多い行動パターンが、それやと言うしな。
もし、そういった方がおられたとしたら、まことに申し訳ない。悪気はなかった、ただ気がつかなかっただけやと言うて済む問題ではないが、大いに反省しているので許して欲しい。
そこで、お願いなのやが、心当たりのある方がおられたら再度、連絡して頂けんやろうか。
『98%以上の精度で迷惑メールを判定しますが、まれに通常のメールを迷惑メールと判定してしまう場合もございます』ということは、残り2%は間違う可能性があるということを意味するさかいな。
その方々が、どのくらいおられるのか皆目見当もつかんが、再度連絡を頂ければ、こちらでメールの「必着設定」をして二度と、そんな間違が起きないようにしたいと考えているので、ご協力ほどよろしくお願いたいと思う。
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