メールマガジン・ゲンさんの新聞業界裏話・バックナンバー
第54回 ゲンさんの新聞業界裏話
発行日 2009.6.19
■ゲンさんの深イイ話 Q&A編 Part 1
旧メルマガで『ゲンさんの名言集』(注1.巻末参考ページ参照)というのを特集したことがあるが、これはその続編と考えて貰えばええ。
もうちょっと後でもええかなとは思うたんやが、サイトの『ゲンさんのちょっと聞いてんか NO.6 つぶやきジローさんの営業(拡張)法』(注2.巻末参考ページ参照)に寄稿されておられる「つぶやきジローさん」という方が、今回の『第3回 お客様のため、お客様目線とは』の中で、
PS
それとみなさん。このサイトでのゲンさんの数々のお言葉や名言、とっても「深い〜」ですよ。色々なページに良いことが沢山書かれています。
「1分間のいい話し」が沢山つまっています。私もゲンさんの名言パクッて番組に投稿しちゃおうかな。全員「深い〜」で5万円ゲットー!
と言うておられたので、それならと考えたわけや。
こちらで、今まで寄せられた多くの読者のご意見を参考に、その深イイと思われる話を集めてみたということや。
但し、前回までの『ゲンさんの名言集』と被ったらあかんので、それから以降の中から選んでみた。
洒落で応募してみようかという方は、以前の分も併せて見られたらええと思う。
まあ、そうしたとしても、島田紳助氏の番組『人生が変わる1分間の深イイ話』
(注3.巻末参考ページ参照)で取り上げられるか、どうかの保証はせんがな。
また、万が一、その番組で取り上げられるようなことがあったとして、「深イイ」と思うて応募されたのが、「うーん」と評価されたとしても、ワシらには文句を言わんように。
人の評価はそれぞれやさかい、どう評価されても、それは正しいものとして受け止めなあかん。
少なくとも、ワシらはそう考えとる。
その評価で怒ったり腐ったりすることはないから、それについてどんな使われ方しようが一向に構わんということや。
ただ、ワシが普段から言うてる、「人は、一つの気づきで大きく変わる」というのは真実やと思うさかい、ワシらの言葉によって一人でも多くの方に気づきが生まれてくれればええと願うとる。
実は、ハカセの家族も、その番組の大ファンということもあり、尚更、面白い試みやとなったわけや。
最後に、断っておくけど、ワシらは、是非そうしてくれと言うてるわけやないで。
本来は、ここで「深イイ」と思うてさえ貰えれば、それだけでワシらは満足やさかいな。
ちょっと、前置きが長くなったが、そろそろ始めさせて頂くとする。
ゲンさんの深イイ話 Part 1 51撰
辛い経験で何を得られるか。苦しい思いをして何を得られるか、また、得られたか。それを、自分自身に問いかけてみたらええ。(Q&A NO.338より)
その『苦難を楽しむ』というのは、何も火中の栗を拾うこととは違う。言えば、苦難をチャンスとして捉えるという考え方や。(Q&A NO.338より)
返って来んと困る金を貸した、あんたにも落ち度がある。(Q&A NO.339より)
世の中には何のリスクもなく、おいしい話というのは、絶対にないからな。(Q&A NO.342より)
なんでも、逃げて好転することは少ない。あんたを狙うた矢でも、正面からそれを見とれば、かわすことは可能やが、後ろを向いて逃げとるところを狙われたら絶対にかわせんからな。(Q&A NO.343より)
悪徳業者が来ることを心配するよりも、それに負けるかも知れん、自身の心、気持ちを心配するべきや。(Q&A NO.348より)
人が人を愛するというのは、ときとして打算や損得、善悪すら超越することがある。また、そういう恋やからこそ、身を焦がすほど燃え上がるのやろうがな。理屈で割り切れるものでもない。(Q&A NO.350より)
人は、現在の状況が、この先もずっと続くものやと考えがちやが、現実は、時間が経つ毎に状況は少しずつ変化することの方が多いもんや。(Q&A NO.359より)
営業は、同じトークを使うても人により違うということがままある。こればかりは、実際に経験を踏んでその機微を会得するしかないと思う。(Q&A NO.360より)
誰の人生にとっても、音楽との関わり合いは深いと思う。忘れ去った過去の出来事でも、それを聴いた瞬間、そのときの情景を鮮明に思い出すことができる。
(Q&A NO.361より)
見方や立場が違えば、また違う見解というのも当然あるやろうから、その意見を知るのは、ワシにとっても勉強になるさかいな。それが、辛辣な意見であればあるほど有り難い。(Q&A NO.371より)
営業の仕事を続けていくには、第一に契約を上げるということを考えなあかん。自らの収入の安定が図れん限り、どんなに素晴らしいことを言うてても、それは絵に描いた餅にしかならんからな。(Q&A NO.375より)
腐った人間と、関わり合いを持てば、あんた自身もそれに影響され、知らず知らずのうちに腐る可能性がある。(Q&A NO.378より)
道を踏み外した者に、正しい道に戻れと言うても難しい。特に禁止すれば事足りると考えるようではな。(Q&A NO.385より)
何でもそうやけど、それが必要な人には、他からはどんなに無駄に思えても、なくてはならんものなわけや。(Q&A NO.386より)
その当人が、闘うという意志を決めたのなら、そのためのアドバイスは惜しまんけど、その気でないのなら、どうしようもないと言うしかない。(Q&A NO.391より)
揉め事を回避したいのなら、気の良さを見せるよりも、いらんものはいらんと毅然とした態度で断る姿勢が肝心や。それが、結果的に相手への思いやりにもなる。(Q&A NO.392より)
難しい仕事というのは、成功するまでのデメリットというのも多いが、その分、成功したときのメリットも大きいと思う。(Q&A NO.395より)
営業に必要なのは、少々、断られても続けられる根気と忍耐力やさかいな。(Q&A NO.396より)
思い上がりや傲慢な態度で商売してて、ええ結果になるはずがない。いつかは、その報いを受ける時が必ずくる。(Q&A NO.402より)
あんたにとって、拡張員は珍しい訪問者の一人かも知れんが、その拡張員にとって、あんたは数多い訪問先の一人にすぎんわけや。(Q&A NO.403より)
人は、ふとした行動から、自分でも思わぬ「気づき」が生まれることがあるもんや。(Q&A NO.404より)
自分で僅かでも疑問を感じた方法を取り入れても、上手くいくことは絶対にない。どんなことでもそうやが、やる限りは信じきってやらな、とても成功はおぼつかん。(Q&A NO.405より)
同じことを言うて、同じようにしても、それをする人間が違い、相手が変われば、その結果が、そのとおりになるという保証はどこにもない。営業とは、そんなもんや。(Q&A NO.411より)
結論として、クーリング・オフをするのなら、穏便にとか波風立てんようにとかということはあまり考えん方がええ。決まり事として割り切るしかないということや。(Q&A NO.419より)
言うとくが、真似るのやったら、その考え方に留めとくことや。(Q&A NO.421より)
聞く耳持たんという状態のときに何を言うても無駄や。(Q&A NO.423より)
ただ、あんたの職場では男女差別があるというのなら、その差別があることで、頑張ることの理由を与えられたと思うたらどうや。(Q&A NO.426より)
すべてに厳しくしろとは言わんが、せめて不正行為は断固許さんという姿勢は従業員には示す必要がある。
そうすれば、泥水でしか住めん魚は必ず逃げ出すか、あるいは、きれいな水に順応するように努力する。(Q&A NO.427より)
人が、自信を持てる背景には、他人からの評価というものがある。他人の評価が良ければ、それに従事する人間も誇りを持てるし、逆なら、嘆くことになる。(Q&A NO.429より)
人間というのは、したらあかんと分かり切ったことでも、それを正当化しだすと、本当にそれが正しいと考えるようになる。あるいは、それしか選択の余地はなかったと思い込む。(Q&A NO.433より)
仕方なく犯罪を犯すというのは、この社会ではいかなる事情があれ認められることやない。(Q&A NO.437より)
トラブルを収めるには、お互い相手の非だけを突いても仕方ないと思う。一歩、引き下がるというのも大切や。それに気づけば、結構、落としどころというのは見えてくるはずや。(Q&A NO.444より)
ケツの穴の小さい人間は、少しでも不利な状況を招くと考えると、そういうしょうもない妨害行為に走る場合もあるということや。理解しろとは言わんが、そういう人間の存在は知ってた方がええと思う。(Q&A NO.450より)
悪い結果だけを考えれば、そうなるし、ええことだけを思い描けば自然とそうなるように道も開けるもんや。要は心の持ち方一つで変わる可能性があるということや。(Q&A NO.457より)
人は、誰でも自分の置かれた環境、経験で物事を考えやすいというのがある。もちろん、それが間違いやと言うてるわけやない。それも、一つの事実には違いないさかいな。(Q&A NO.460より)
きついようやが、法律はそれを知らなんだからと言うて、その行為が免除されることはまずない。知らん者が悪いとされてしまう。法律とはそういうもんやという認識を持ってほしいと思う。(Q&A NO.466より)
営業のパターンというのは数限りなくあり、どれが正解で、どれが一番ええかということは誰にも分からんし言えることでもないと思う。(Q&A NO.477より)
つまり、それを人がどう扱うかで、まったく同じ物であっても、人の役に立ったり、あるいは人に害する物になったりするということや。(Q&A NO.483より)
あきらめた人間には、誰も手を差し延べるはずもなく、どんなチャンスも巡って来んさかいな。(Q&A NO.485より)
この業界には平等という考え方はない。力の論理がすべてに優先する。(Q&A NO.499より)
すべての人に万能な営業方法などという便利なものはない。しかし、それにより近づけるための方法ならあると思う。(Q&A NO.501より)
自らがそれを知りたいと願う強い気持ちがなかったら、例え、どんな立派なアドバイスも、「ええこと言うなあ」で終いや。そんなものは、すぐに忘れ去られる。(Q&A NO.503より)
仕事をする限りは誰でも、その意義を見いだしたいもんや。人の役に立てるものでありたいと。そう思えんと辛いわな。(Q&A NO.512より)
決まり事を破ると何を言うても立場も弱く負けやさかいな。(Q&A NO.514より)
営業は、営業員の一方的な都合で訪問して客の時間を奪うことになる仕事やから、それについての思いやりの気持ちが必要やと思う。(Q&A NO.523より)
あんたの思い込みが強すぎると、判断を狭くしたり、見誤ったりすることになる。(Q&A NO.524より)
嫌なことは嫌。してほしいことはしてほしい。とはっきり言う方が、結果的に相手にとっても親切になる場合が多い。変に遠慮するのは却って何の気遣いにもならんさかいな。(Q&A NO.531より)
何でもそうやが、その選択肢が広く持てる状況やったらそうしとくことや。まだ何も決まらんうちから、その選択をあえて狭める必要はないのと違うかな。選択肢は多ければ多いほどええと思うで。(Q&A NO.532より)
ワシらが飯を食うていけるのは、その客から契約が貰えるからや。そう考えれば自然に客に対しての接し方、物言いも嫌われんように心がけるはずなんやが、それが分からん人間がおるから困る。(Q&A NO.548より)
世の常として、斜陽になれば、あらゆるところから叩かれる。(Q&A NO.549より)
今回はここまでにしてく。
次はいつになるか分からんが、書き溜まった頃合いを見計らって、またここに掲載するつもりにしとる。
ただ、ワシは何もええことばかりを言おうと思うて話をしとるわけやないさかい、そればかりを期待されても困るがな。
また、何かええことを言わなあかんということだけしか考えてなかったら、話もできんし、どこかウソっぽくなってしまうからな。
加えて、それが取り立てて「深イイ」のかどうかさえも、ワシには正直言うて良う分からん。
ワシとしたら言うてることは、「当たり前やろ」という認識しかないものばかりやさかいな。
まあ、それでも、日々、それなりに前向きに考えて生きていれば、その言葉もええように聞こえてくるということはあるのやろうがな。
参考ページ
注1.第196回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ■ゲンさんの名言集 サイト編 Part1
http://www3.ocn.ne.jp/~siratuka/newpage13-196.html
第197回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ■ゲンさんの名言集 サイト編 Part2
http://www3.ocn.ne.jp/~siratuka/newpage13-197.html
第199回 新聞拡張員ゲンさんの裏話 ■ゲンさんの名言集 メルマガ編
http://www3.ocn.ne.jp/~siratuka/newpage13-199.html
注2.ゲンさんのちょっと聞いてんか NO.6 つぶやきジローさんの営業(拡張)法
http://www3.ocn.ne.jp/~siratuka/newpage18-6.html
第3回 お客様のため、お客様目線とは
http://www3.ocn.ne.jp/~siratuka/newpage18-6-003.html
注3.人生が変わる1分間の深イイ話
http://www.ntv.co.jp/fukaii/
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