メールマガジン・ゲンさんの新聞業界裏話・バックナンバー

第372回 ゲンさんの新聞業界裏話


発行日  2015. 7.24


■HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』の移転に伴う混乱についての対処法


ここ4、5日前あたりからHP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』で移転に伴う混乱が起きていることが分かった。

多くの読者から、「旧HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』にアクセスできない」、「新HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』内のページでリンク先が表示されない」といった苦情と心配のメールが殺到している。

ついに来るべきものが来たという感じがする。

HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』の移転自体は、今年の初め頃から、このメルマガで一応、


■HPのURLが3月1日より変更になりました


新HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』URL

http://siratuka.sakura.ne.jp/

これは昨年、当サイトが加入しているブロバイダーOCNより、


いつもご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
 
このたび、誠に勝手ながら、「Page ON」のサービスを、2015年2月28
日をもちまして終了いたします。ご利用のお客さまにはご迷惑をおかけし、申
し訳ございません。

ホームページを引き続きご利用になるお客さまは、大変お手数ですが他のホー
ムページサービスへの契約移行、コンテンツのお引越しをお願いいたします。


という通知が来たことによる変更です。

尚現在、旧HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』
http://www3.ocn.ne.jp/~siratuka/

での閲覧も可能です。但し、2015年2月5日以前のものになりますが。

今後、いつまで旧HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』がネット上に残るのかは
分かりませんが、消滅するまでは当面の間、併用ということになります。


とアナウンスしてきた。

それもあり、たいていの当メルマガ読者の方は、新HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』へのアドレス登録は済ませて頂いているものと思うさかい、サイトが急に消滅したと考える人は少ないはずや。

ただ、それ以外の人は、旧HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』にアクセスすると、


ページオン「Page ON」 サービス終了のお知らせ

NTTコミュニケーションズは、2015年2月28日をもちましてOCNのオプションサービス「Page ON」を終了させていただきましたが、未だ多くのお客さまがコンテンツの移行を終了されていない状況を鑑み、お客さまのコンテンツデータにつきましては2015年5月31日までアクセス可能な期間を設けておりました。

2015年6月1日以降は、順次コンテンツ操作はできなくなりますのでご注意ください。また、2015年7月31日までの間(以下、「経過期間」言います)にコンテンツ表示を順次停止させていただきます。経過期間終了後はすべてのコンテンツデータが削除されますので、ご注意ください。
【経過期間中の注意事項】
?コンテンツ操作(変更、削除)による不具合につきましては、一切保証いたしかねます。
?ホームページ作成ツール提供のCGIにつきましてはご利用いただけません。
?設備に障害が発生した場合はご利用いただけなくなる場合がございます。
?以下のリンクに記載されております「禁止事項」および「利用者の自己責任」をご確認の上、ご利用ください。
 <ご利用上の注意> http://page-on.ocn.ne.jp/kiyaku.html


と表示されて、<ご利用上の注意> http://page-on.ocn.ne.jp/kiyaku.html をクリックすると、数多くの「禁止事項」が表示されるため、当サイトが何か、その「禁止事項」に触れたかのような印象を抱く人もおられたようやが、それは違うと、ここではっきり言うておく。

この件に関してワシらの落ち度は一切ないと。単にプロバイダーの都合でHPのサービスが終了しただけのことやと。

ただ、残念ながらブロバイダーのOCNは、その理由を利用者に一切説明していない。一方的に利用停止を通告してきただけや。

ある週刊誌に、「PageON」には未使用のHPが多いため強制終了に踏み切ったという内容のコラムが掲載されていたが、ブロバイダーOCNの正式なコメントやないから、どこまでそれが本当なのかは分からない。

おそらくは、HPの最初の無料容量が10MBしかなく、その後5MBを追加する毎に課金するシステムに嫌気が差した利用者が離れていって採算が合わんようになったからやとは思うがな。

ワシらのHPは文字だけのものやから、5MBを追加すれば1年以上はやっていけるが、昨今では写真は疎か映像主体のものが多いさかい、そんな少量の容量追加だけでは、とても無理や。

今の時代、数GB以上を有するHPもざらで、それを「PageON」の課金システムでやると莫大な料金を請求されるさかい利用者が離れていくのも無理はないと思う。

ブロバイダーOCNは20年以上も、それを続けていたということもあり、今更、基本容量の変更ができんかったのやろうな。

それくらいなら、いっそのこと「PageON」のサービスを廃止しようということになったのやろうと思う。

「PageON」のサービス廃止については、いろいろと物議を醸しているようやが、ブロバイダーOCNにとっては、単に採算の合わんサービスを廃止するだけという感覚なのかも知れんが、それでは利用者は堪ったものやない。

それにより、長年築いてきた信用とウェブ上の地位を一気に失う可能性があるのやさかいな。

ハカセは1997年からブロバイダーのOCNに加入していて、今年で18年になる。

加入時からウェブアドレスを取得していたが、しばらくは使わず2004年になつてHP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』を開設した。

この業界だけやなく、広く日本中、いや世界の中にも、その名と足跡を残したと自負している。希有なサイトに成長したという自信と誇りを持っていた。

それには、サイトの内容もあるやろうが、それ以上に同じウェブアドレスを使い続けてきたということが大きい。

クローラ(Crawler)といって、ウェブ上の文書や画像などを周期的に取得し、自動的にデータベース化するプログラムがある。

別名、「ボット(Bot)」とか、「スパイダー」、「ロボット」などと呼ばれているものや。

一般的にサイトの重要度を測るものとして「グーグルランク」というのがあるのやが、クローラ(Crawler)がその識別をする仕組みになっていると言われている。

クローラ(Crawler)の識別に長く使い続けてきたウェブアドレスが大きな影響を与えているのは間違いないという。

当HPは開設3日後に、そのグーグルでトップ表示されたが、それには、ほぼ休眠状態やったとはいえ、約7年間、そのウェブアドレスを保持し続けていたからやということが分かっている。

ちなみに、その当時の当HPの「グーグルランク」は「4」で、それは今まで変わっていなかった。

ところが、新HPの「グーグルランク」は「0」で、今のところクローラ(Crawler)に識別さえ、されていない。

今後次第という側面もあるが、今までのようにウェブ上で優位を保つことは当分の間、難しいやろうと思う。

事ほどさようにウェブ上において、ウェブアドレスというのは重要なものなんやが、それらのすべては「PageON」のサービス終了と同時に瓦解する危惧が高まったということや。

無に帰するとまでは言わんが。

『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』のキーワードで検索すると、ヤフージャパンやグーグルなどの検索サイトでは、旧HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』
http://www3.ocn.ne.jp/~siratuka がトップで表示され、それには『「PageON」のサービス終了のお知らせ』としか表示されない。

せめて移転先の新HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』
http://siratuka.sakura.ne.jp/ のリンクをしてくれていれば、そちらに行けるが、ネットで検索している人たちは、それを見て「ああ、このHPは終わったんや」という程度にしか受け取らんやろうと思う。

実際、何年も連絡されずにおられた方が、それを見て「ハカセさん、どうかされたんですか」と心配してメールして来られた人もいてたさかいな。

以前から、ハカセは心臓に持病を持っていて、いつ死ぬか分からんてなことを言うてたから、ついに来るべき時が来たと勘違いされたんやな。

大丈夫、奴さんはまだ生きている。当分、死にそうにない。

「一病息災」といって、何の病気もなく健康に思える人よりも、一つぐらい持病がある方が 健康に気を配り、かえって長生きするという意味の四字熟語があるが、まさにハカセは、それや。

ただ、現時点において旧HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』は死んだも同然のアクセス数しかないけどな。

今のところ、このメルマガの読者とメールアドレスを知っている人にしか、HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』が続いていることが分かって貰っていない。

もっとも、時間が経てば、いずれは新しいHP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』も以前のように認知される時が来るかも知れんがな。

その救いというか、そうなる可能性は、このメルマガにある。

このメルマガは、

▼メルマガスタンド「まぐまぐ」
http://www.mag2.com/m/0000265583.html

▼メルマガスタンド「メルマ」
http://melma.com/backnumber_174785/

で発行されているため、当然やが、ブロバイダーのOCNとは一切関係がない。

そして、『メルマガスタンド「まぐまぐ」』と『メルマガスタンド「メルマ」』で発行すると、それが検索サイトに反映される可能性が高いさかい、そのルートでのアクセスは今後も期待できるやろうと思う。

一応、それでサイトへのアクセス問題は何とか説明でき、分かって貰えると思うが、問題は「新HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』内のページでリンク先が表示されない」という点や。

以前はサイトの『新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A』のコーナーに、『Q&A早見表』というのが、あったのやが、その項目に表示されるリンクをクリックすると、旧ページに飛び、


ページがみつかりません -404 Not Fo


と表示される。

それを修正するには、現在Q&Aにある1349もの旧ウェブアドレスを新ウェブアドレスに変更するというとてつない作業が必要になる。

厳密に言えば、旧HPから新HPに移転する前のbP318までが、その対象なわけやが。

それについては時間を見て、少しずつ修正していきたいと考えている。ただ、それには、かなりの時間を要するさかい、現在Q&Aのトップページで、


お詫びとお知らせ

現在、HP移転に伴い「Q&A 早見表」のリンク先に不具合が生じ、ご利用できない状態になっていますので、削除致しました。

大変、ご迷惑をおかけしますが、復旧まで今しばらくお待ちください。(管理人 ハカセ)


と告知するに止めている。

しかし、問題はまだある。しかも、ちょっとやそっとでは如何ともし難い難問題が。

というのは、サイト内のほぼすべてのページにリンクが貼ってあるが、そのリンク先がサイト内のページの場合、その大半が旧HPのウェブアドレスになっているため『ページがみつかりません -404 Not Fo』と表示されてしまうからや。

具体的に説明すると、例えば、

▼NO.1316 拡張業界、今後5〜10年での将来はあるのでしょうか?
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage10-1316.html

というページがあるのやが、これは新HPのアドレスやから、新HPからアクセスすれば問題なく開ける。

しかし、そのページ内にある『NO.1315 悪徳拡張や脅しなどの問題を新聞や他のメディアがなぜ報道しないのか、不思議です』をクリックすると、そのリンク先は旧HPになっているため、『ページがみつかりません -404 Not Fo』となるわけや。

それらすべてを修正すれば問題はなくなるのやが、何分にも数があまりにも膨大すぎるため、現時点では、どうしようもない。

もちろん、その対処法はある。

ただ、これについては、このメルマガを見ておられる方にしか、その対処法の説明はできんがな。

『ページがみつかりません -404 Not Fo』と表示されるページは、すべて『http://www3.ocn.ne.jp/~siratuka/』から始まるウェブアドレスになっているからや。

これを『http://siratuka.sakura.ne.jp/』から始まるウェブアドレスに変更すれば、目的のページに飛ぶことができる。

ただ、その都度、その変更をするのは面倒で煩わしいしいわな。

たいていは、そのページに飛ばなくても内容自体は分かるように記述しているつもりやが、その証拠、裏付けがあった方がええやろうと考えて、リンクページにしているケースが多いわけや。

そのリンクページの内容を知りたい場合、一旦、最下段にある『ホームへ』から、

▼新HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き
http://siratuka.sakura.ne.jp/

のトップページに飛んで頂き、

▼新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage10.html

から、リンク先になっている、ページのナンバーにアクセスして貰えればええ。

その他のサイト内リンク先であれば、『ページがみつかりません -404 Not Fo』と表示された場合、トップページから、それぞれの項目を探してアクセスして頂ければ目的のページに辿り着けるはずや。

今年の2月5日以降に更新したページは、その点はすでに考慮済みなので何の問題もないと思うが、それ以前のものを見るには、申し訳ないが、今のところそうして頂くしかない。

自分には何の落ち度もない事であっても災難が降りかかってくるということは人生において、いくらでもある。

そうなった時は、そうなったように対処していくしかない。

少なくともワシらは、そう考えて生きてきた。

ワシもハカセも60年以上生きてきた経験から、現状が、ずっと続くとは限らんということくらいは百も承知している。

すべてのものに始まりがあり、終わりがある。それが、たまたま今やというだけのことやと。

ましてやネットの世界の移り変わりは現実世界のそれと比べて異常に早い。

それからすると、20年近くもブロバイダーのOCNが「PageON」サービスを続けていたのは、ある意味、立派なのかも知れんという気になる。

ただ、ハカセは、今回のことで考え方を少し変えたという。

それは、ネットに遺したページは半永久的になくならんものと考えていたが、そうではなかったということに気づいたという点や。

今回のようにブロバイダーの都合でサービスを停止すれば、すべてが消えてしまうと。

現在、スマートフォンも併せてネット全盛時代ではあるが、所詮記憶媒体としての機能は紙に比べれて遙かに劣る。

紙の本は数千年持つと言われているが、ウェブサイトのデータは、ものの10年も経てば怪しい状態になるわけやさかいな。

つまり、今はまだハカセが生きているさかい、何とかこうして移転してでも細々ながら続けていくことができるが、死ねば、それまでになる可能性が高い。

現在の移転先のサービスも、いつまで続くか分からんさかいな。

そう考えればネット上の情報は現時点でしか役に立たん「陽炎(かげろう)」のようなものやと思う。

その「陽炎(かげろう)」の中で踊っている、踊らされているのが現代人やと。

時が経てば、すべてが忘れ去られ無に帰してしまうと考えるのは辛いものがある。

ワシらは、すべての事に対して考えれば対処する方法は必ずあると信じているので、そのことをこれから模索していきたいと思う。

何事にも終わりはあるものやが、同時にそこから新しい事が続くのやさかいな。


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