新聞勧誘・拡張問題なんでもQ&A

NO.1385 どういったトークを取り入れるといいと思いますか?


投稿者 SHさん  投稿日時 2016. 8. 1 PM 5:26


お久しぶりです。以前ご相談させて頂きました。また質問させて頂きたくメールしました。

私は今拡張員をしています。新聞奨学生を装った勧誘をしてます。

カードの揚がりは1日平均1枚です。これを2枚にしたいのですが、今の拡張スタイルを強くしたいです。

どういったトークを取り入れるといいと思いますか?


回答者 ゲン


『どういったトークを取り入れるといいと思いますか?』ということについては、前々回の『NO.1354 ゲンさんの営業トークはどういう内容で話してるんですか?』 や前回の『NO.1362 ネタがないときはどのように拡張しますか?』での回答を理解して貰っているものとして話す。

その前に確認しておきたいことがある。

『新聞奨学生を装った勧誘をしてます』というのは、過去に新聞奨学生やったけど、今は違うということなのかな。それとも、まったく新聞奨学生の経験がなくて単に拡張のトークの一つとして利用できるから装っているということなのやろうか。

そのいずれかによってアドバイスも大きく違うてくる。

前者の場合やったら、新聞奨学生としての苦労はよく知っておられるやろうから、それを全面に出したトークというのが有効になる。

例えば、「僕は働きながら○○大学に通っているんですけど、新聞奨学生というのは、ご存知ですか?」と訊くと、たいていは「よく知らない」と答えるケースが多い。

そう言われた場合、間髪おかず「新聞奨学生というのはですね……」と、その大変さ苦労を畳みかけるように説明する。そして、「僕には○○になりたいという希望があるので、そのために頑張っているんです」と言って夢を語る。

その話を親身に聞いてくれて「頑張りなさいよ」と言ってくれるような人であれば、「ありがとうございます。そこで、まことにあつかましいお願いなのですが、現在、購読しておれる新聞を△△新聞に変更して頂けませんか」と頼み込む。

契約期間については、その時々の状況で3ヶ月くらいの短いものでも良いし、1年購読してくれるというのなら、それに甘えるのも手や。

新聞奨学生を装って、1日平均1枚の契約をあげているということやから、今更言うまでもないとは思うが、如何にも実直な勤労学生という雰囲気を醸し出さなあかんで。

後者の『まったく新聞奨学生の経験がなくて単に拡張のトークの一つとして利用できるから装っている』だけなら、まず新聞奨学生が、どういうものなのか表面的にではなく、詳しく勉強しておく必要があると言うとく。

あんた自身が、どれだけ新聞奨学生について深く知っているか、理解、共鳴しているかでトークの正否が左右されると言うても過言やないしな。

何事も知らずして他人を納得、説得することなどできんということや。下手に被った化けの皮は簡単にそれと分かるものと知っておいて欲しい。

ちなみに新聞奨学生については、『新聞勧誘・拡張ショート・ショート・短編集 第5話 新聞奨学生マタやんの憂鬱』 なんかが参考になるのやないかな。

ただ、それについてはワシ自身、聞いた話をもとにしとるだけやから、できれば実際に新聞奨学生の経験のある人の話を直接訊かれることを勧める。本当の苦労は、それを経験した人でないと分からんさかいな。

最後に、何事においても最良の方法は、話す内容について、あんた自身が熟知するまで研究、勉強されることやと言うておく。

そうすれば、どういったトークを取り入れたらええかということは自然に分かってくるものと思う。


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